■「会見拒否」のジュリー社長にも向けた言葉か

 ジャニー喜多川氏(享年87)が2019年7月に逝去して以降、ジャニーズ事務所からは退所者が続出している。ジャニー氏から直接“ジャニーイズム”を注入された滝沢氏のTOBEが、そうした辞めジャニの受け皿になっていくのは間違いないだろう。

「中居さんの言葉は、藤島ジュリー景子社長(57)に向けた発言にも聞こえるともっぱらです。ジャニー氏とメリー喜多川氏(享年93)から業務と地位を引き継いだジュリー氏ですが、今の事務所内には不公平感が充満しているといいます。ジュリー氏に気に入られないと売ってもらえない、プッシュされないということですよね。

24時間テレビ』(日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務めるなにわ男子はジュリー氏のお気に入りだといいます。一方で平野さん、神宮寺さん、9月末退所の岸優太さん(27)など、退所者が続出している。特に平野さんは、ジュリー氏と対立していた感じだったと報じられていますよね。

 やはり、現在のジャニーズではジュリー氏、さらに将来の社長候補であるジュリー氏の娘のAさんに気に入られないと、事務所内での立場は厳しいものになってしまうのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

■ジュリー氏が社長から退任する可能性も

 そして今、ジャニー氏の加害問題は国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の調査が入る事態にまで発展。想像以上に問題は大きくなっており、ここにきてジュリー氏が社長から退く可能性もある、と複数のメディアが報じている。

「ジュリー氏が社長を退任したところで、創業家ですからオーナーであることには変わりはありません。ただ最前線に立たなくなるというだけ。いまだに記者会見を行わないことに批判が殺到していますが、ジュリー氏にその意向はないといい、会見せずに社長から退く可能性もゼロではない。

 滝沢さんにも懸念材料はありますが、今のジュリー氏にも多くの懸念材料があると言えそうですよね。中居さんの言葉は、今のジャニーズ界隈のすべての人物、事象に当てはまりそうですよね……」(前同)

 中居は井ノ原とのトークを介し、今のジャニーズ事務所やタレント、元タレントたちにメッセージを発したのだろうか――。