カセットテープの音声の秘密
――今回“呪いのメロディー”がテーマとなっていることもあって、作中では恐怖のカセットテープも登場します。あの声も、穂紫さんなんですよね?
実はあれ、撮影前に仮で撮っていた音声なんです。一応、演技指導は受けていたので、意識しながら録音していましたけど、カセットテープの音すべて仮で撮ったものが使われるとは思っていなくて……。驚きましたね(笑)。
――“声”という点では、大変苦労されたそうですね。
ふだん生きていると絶対に出さないような声を出すシーンが多くて苦労しましたね。苦しい声とか、歌を歌いながら階段を下りてくるシーンとか、そういう声に関することが難しくて、家で夜な夜な発声練習をしていました。
【作品概要】
出演 : GENERATIONS 白濱亜嵐 片寄涼太 小森隼 佐野玲於 関口メンディー 中務裕太 数原龍友 / 早見あかり 穂紫朋子 天野はな 山川真里果 マキタスポーツ
主題歌 : 「ミンナノウタ」GENERATIONS(rhythm zone / LDH JAPAN)
監督 : 清水崇 / 脚本:角田ルミ 清水崇 / 音楽:小林うてな 南方裕里衣
製作 : 「ミンナのウタ」製作委員会 / 製作幹事 : 松竹 テレビ東京
企画・配給 : 松竹
制作プロダクション : ブースタープロジェクト ”PEEK A BOO films”
©2023「ミンナのウタ」製作委員会 上映時間:102分 映倫区分:G
公式サイト : https://movies.shochiku.co.jp/minnanouta/
【ストーリー】
人気ラジオ番組のパーソナリティを務める、GENERATIONSの小森隼。収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま、放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見する。その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。
マネージャーの凛は、事態を早急且つ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。メンバー全員に聞き取り調査を進めるが、失踪した小森がラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と言っていたことが判る。そして、リハーサル中に他のメンバーたちも “少女の霊”を見たと証言。ライブ本番までのタイムリミットが迫る中、リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は捜索に乗り出す。やがて、少女の霊の正体は、“さな”という女子中学生だということが判明するが、彼女が奏でる“呪いのメロディー”による恐怖の連鎖が始まり・・・。
一体、彼らに何が起こっているのか? この先に待ち受ける、想像を絶する結末とはーーー!?
プロフィール ほし・ともこ
2000年7月29日生まれ、福岡県出身。物心ついた頃から女優を志し、地元・福岡にて芸能活動を開始。その後、2020年に講談社が主催する『ミスiD』にて、審査員賞である夢月賞とスーパーノバ賞をダブル受賞。皆川溺 MV『遠泳』、GENERATIONS from EXILE TRIBE MV『愛傷』、SIX LOUNGE MV『メリールー』などのMVにも出演。今年、映画『ミンナのウタ』では500名のオーディションから抜擢され映画初出演。ヒロイン・さなを演じた。憧れの女優は、安藤サクラと穂志もえか。趣味は、アニメ鑑賞とコスプレ。