■「伝説的ドラマ」でも叶わなかった“聖地”でのロケが実現へ
そんな小日向は、『下剋上球児』では地元の産業をささえる名家であり先祖代々の大地主・犬塚樹生(いぬづか・みきお)を演じる。
出演にあたって小日向は《孫が高校の野球部で、そのおじいちゃんという設定は初めてなので、僕にとっては記念すべきおじいちゃん役ということで気合が入っています。僕の演じる犬塚はとにかく元気で、でもちょっとダメなおじいちゃんなんですけど、孫に自分の夢を託しているような感じが健気だなって思っています》とコメントしている。
「高校に入学した初孫のために勝手にグラウンドを建設したり、難題をふっかけるなど周囲を振り回す人物ということですが、孫思いの好々爺とも言えそうです。『VIVANT』との役の振り幅がすごいですよね。
さらに『下剋上球児』ではなかなか許可が下りない甲子園でのロケを敢行すると聞こえてきています。甲子園をテーマにした映画やドラマでも撮影へのハードルはかなり高いといいますからね。あの伝説的青春野球ドラマ『ROOKIES』(TBS系)ですら甲子園ロケはできなかったという話です。やはりここ最近の日曜劇場の人気とブランド力で許可が出たのではないでしょうか。
今まさに夏の高校野球は佳境を迎えていますが、決勝戦の終了後に、甲子園でロケを行なうのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)
『VIVANT』も大いに盛り上がっているが、『下剋上球児』もとんでもない作品になりそうだ!