ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題は、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会から「同社のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという、深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」と指摘されるまで大きな事態に発展している。

 8月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に加わった元ジャニーズJr.の大島幸広氏(38)が顔出しで告発を行なっており、中学校2年生のときにジャニー氏から被害を受け、2000年に退所するまでの2年間に約200回もの被害に遭っていたと証言。

 Jr.の中でも厚遇されていた大島氏は、行為のあとにジャニー氏から1回5万円の小遣いをもらい、「交通費」名目の領収書を書かされたことも明らかになった。

 さらにジャニー氏は、中学生だった大島氏に「みんな吸ってるよ」とタバコを勧め、帰りがけのコンビニでタバコを買ってくれたことなども明かしている。

「加害記事なのにまさかの未成年喫煙話が。ジャニーズ事務所の暗部がまた1つ明らかになったとも言えそうですが、ジャニーズタレントに喫煙者が多いのはジャニー氏のせいなのかもしれませんよね……」(ワイドショー関係者)

 元SMAP木村拓哉(50)はヘビースモーカーとして知られ、ドラマ『HERO』(フジテレビ系)の中でも吸っていたほか、娘のCocomi(22)とKoki,(20)が2020年6月にインスタグラムの生配信を行なった際、「お父さんに直してほしいところ」を問われると「タバコ?」「タバコだね。タバコやめてほしいってことだけかな」と応じていたほどだった。