■滝沢秀明氏が期待する三宅健の“TOBEでのポジション”

 芸能プロ関係者は、三宅のTOBEにおける“兄貴分”としての存在の重要性を指摘する。

「三宅さんは、平野さん、神宮寺さんに対してだけでなく、元IMPACTorsで7月14日にTOBEに合流したIMP.に対しても同様に接していますよね。8月17日夜、デビュー前日のIMP.がインスタライブ(インライ)をしていたのですが、三宅さんはそのコメント欄に登場すると、“1番可愛い顔してー”とさり気なくファンに向けたスクショタイムをリード。

 盛り上がったIMP.は、ちょうど自分たちのインライ終了直後から始まる三宅さんのYouTubeに突撃しようという流れになり、三宅さんも自身の生配信開始後30分ほど経ってからIMP.を呼び込みました。

 三宅さんにIMP.が懐いていることがうかがえますが、実際これまで絡んだことは全くない。先日、TOBEファミリーで行なった食事会でも、三宅さんは全員が“お見合い”みたいだった、と明かしていたほどです。ただ自身の両隣に座った平野さん・神宮寺さんについては、その阿吽の呼吸具合から”ニコイチ”と思ったと言い、2人の仲の良さをそれとなく伝えてファンを喜ばせました」

 中華料理で円卓を囲んだその食事会では、滝沢氏を含めたTOBEスタッフらのテーブルと、三宅を始めとしたタレントたちのテーブルとに分かれたというが、そんな“兄貴”三宅だからこそ、滝沢もタレントたちを全幅の信頼で預けられるのだろう。

「滝沢氏は、もちろんビジネス、業務的な部分は自分が担う。一方で、三宅さんには精神的な部分やファンとの接し方、アイドル道の手本となるような立ち居振る舞いなどを期待しています。

 たとえば、三宅さんは8月15日のYoutube生配信で、芸能人の食事会などに行くかという質問に対し、“あまり行かない”と回答。芸能人が集まる場や、知らない人もいるようなパーティーなどでは“トラブルが起きそうな気がする”と持論を展開し、“こういう集まりがあるから来なよ、とか気をつけて本当に、若い子たち”と呼びかけました。浮わついた行動のリスクをきちんと解説。非常に説得力のある話でしたね」(前出の芸能プロ関係者)