8月27日夜9時から、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第7話が放送される。
本作は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。第6話ラストでは乃木ら7人の別班が集結し、第7話でついに別班が物語の鍵を握るテロ組織「テント」へ本格的に突入することが予告されていた。
「これまでテントは得体のしれない謎の組織で、多くの国でテロ活動をしていることが説明されてきました。第6話では活動資金をピンハネしていた男が容赦なく殺されたし、憂助が家族ごと逃がしてあげた幹部のアリ(山中崇/45)も“どんな場所に隠れても見つけ出されてしまう”と話していましたね。
一方で、創設者でリーダーのノゴーン・ベキ(役所広司/67)が40年前に死亡したと思われていた憂助の父で警視庁公安部の乃木卓(林遣都/32)であること、第2話の描写などから……“真の敵を倒すべく、最終的には乃木らと共闘するのではないか”という驚きの説も言われ始めています」(テレビ誌編集者=以下同)
「乃木とベキの共闘」――根拠の1つとなっているのは、バルカ共和国の国旗のデザインと、第2話に登場した駐バルカ共和国の特命全権大使・西岡英子(檀れい/52)に対するバルカ外務大臣・ワニズ(河内大和)の発言から垣間見える、日本とバルカの不穏な蜜月関係だ。
まず、バルカ共和国の国旗は太陽の下に月があるデザインだが、日本の国旗も「日の丸」である。
そして、ワニズは自爆テロの容疑者扱いされていた乃木らの引き渡しを要求した際、
「あなたは1つ重要なことをお忘れのようだ。日本とバルカは未来永劫友好国でなければならない。
思い出しましたか?」
と告げていた。