■低視聴率の背景は加害問題だけではなく……

「9月に開催され、フジテレビが中継するバレーボールW杯のテーマ曲でCDデビューする予定だったAぇ!groupですが、参加国からジャニーズの加害問題に対する抗議が入り、CDデビューが流れた。

 また、『24時間テレビ』の放送直前である8月10日発売号の『週刊文春』(文藝春秋)では、なにわ男子の人気メンバー・西畑大吾さん(26)が、日テレの系列局である読売テレビの足立夏保アナウンサー(24)との熱愛を報じられ、放送直前に水を差す事態に。

 また、今回、日テレの系列局である中京テレビはメインパーソナリティーに美 少年を起用。しかし、放送前にはメンバーの一人である那須雄登さん(21)による過去に楽屋で行なわれた“シュークリーム投げ動画”がSNS上で拡散されて大炎上したかと思えば、同グループに所属する金指一世(19)の“ベッド写真”も流出するなど踏んだり蹴ったり。

 一連の影響からか、『24時間テレビ』の全11地区の視聴率のうち、ワーストは名古屋の10.5%、ワースト2位が関西の11.0%、そしてワースト3位が関東。ジャニーズ勢を前面に押し出した3地区が大惨敗、というまさかの結果になってしまいました」(前出の日テレ関係者)

 創業者の加害問題に加え、タレントのスキャンダルが連発し、さらにはジャニーズの将来を背負うはずのなにわ男子がメインを張っても視聴率は大惨敗――。この事態を受け、不穏な話が聞こえてくる。

「局内では、ジャニーズタレントの起用に対して懐疑的な声も出始めています。すでに一部報道でもありますが、来年以降、『24時間テレビ』とジャニーズが決別する――そうした展開もゼロではない感じになってきていますね。あと現実問題、なにわ男子でダメだったのに、彼らより数字が取れる他のジャニーズグループっていますかね……」(前同)

 日本テレビ『24時間テレビ』とジャニーズの蜜月関係――それは永遠のものではなかったようだ。