■「赤飯」と「動画撮影」は“ニセ”イチャイチャシーン!?
次に、これまでの行動から視聴者に疑いの眼差しが向けられ続けているWHI(世界医療機構)の医師・柚木薫(二階堂ふみ/28)をめぐって、第7話でも不自然な描写が2つあった。
「第7話で薫と乃木は良い雰囲気になって、そのまま2人で乃木の家に帰宅。まるで朝ドラのような仲睦まじく微笑ましいやり取りが描かれました。そこで乃木は夜は薫に“野崎から教えてもらった赤飯”を作って食べ、朝は一緒に朝ご飯を作っているシーンがあったんですが、それぞれに違和感のある描写があったんですよね」
まず、赤飯について。薫は赤飯を「おいしー! 野崎さんのより美味しいです!」と笑いながら食べていたものの、最初の一口目は「うーん!」と、顔をしかめていた。しっかりと味わっていたのかもしれないが、薫は第2話で野崎が振舞った赤飯にも顔をしかめていたことを筆頭に“実は日本育ちではない説”がある。そのため、
《ほのぼのエピソードじゃなくて、日本人ではありえない味のお赤飯を作って薫を試したのかな》
《薫さんにどんな赤飯を食べさせたのか。野崎さんのより美味しい、って言ってたからもしかして全然違う味のものを食べさせて、異国育ちと確信した感じ?》
そんな、“ラブラブシーンに見せかけた乃木の巧妙な罠だったのでは”――と指摘する声もあるのだ。
また、翌朝に2人で目玉焼きを作る際は「きれいだったんでつい」と、乃木が料理中の薫の姿をスマホで録画する場面があった。一見すると初々しいカップルのイチャチャシーンであったが、これもよく考えると唐突すぎる。動画を撮り始めたのは“任務に就く前に薫の顔、姿を手元に持っておきたい”という理由である可能性があり、
《薫の目玉焼きシーンをビデオで撮る乃木。それは後々に誰かに見せる為。ベキか!》
《薫さんの動画はテントに見せるために撮影した?薫さんに自分への愛がないことがわかって、涙したとか》
といった考察もSNSで盛んに行なわれているのだ。
「そして、序盤と終盤に登場した別班の櫻井司令(キムラ)についても、不審な点が目立ちます。序盤では別班の1人・高田(市川笑三郎/53)が“実の父親を相手にした作戦に参加させるのは危険”と主張したのに、乃木を任務から外すどころかリーダーに抜擢。
その結果、乃木が別班を裏切り、作戦に参加した乃木以外の5人全員を戦闘不能(内4人は死亡説まである)にしてしまいましたが、それを本部でモニタリングしていた櫻井司令は、“その瞬間”は少し驚いた感じでしたが、最終的には“この件は他言無用です”と部下にくぎを刺して、最後、部屋を出て行く場面では表情は全く変わらず、動揺している様子はなかったんですよね……」