■“癒し枠”ドラムも裏切者なのか…?
櫻井司令の表情および行動については、
《別班の司令の最後の表情、やっぱりかという表情にも見える。乃木に急所を撃たれた別班メンバーは、司令から乃木・黒須暗殺の計画を裏で命じられていて、乃木はそれに気づいていて銃で撃った?日本でF(※乃木のもう1人の人格)がやたら死なさないって言ってたのも計画を認識していたから??》
《公安の佐野さんと別班の櫻井さん、私はこの二人がテントがやったように見せかけてテロに加担しているように考察。だって他言無用なんて、おかしくないですか? 最後の目がぴくぴくっ!》
《キムラ緑子司令官があまり動揺していないのは乃木の行動が打ち合わせ済みもしくは想定済みなのだろうなぁ流石に衝動だけの裏切りなら乃木はこのドラマの主人公のコンセプトと合わな過ぎだろう》
といった声が、多く寄せられている。
「佐野部長(坂東)の“乃木は別班ではない”発言、2度目の赤飯、乃木が薫の映像を撮ったこと、櫻井司令の不穏さの4つに加え、最後5つ目の“おかしいこと”は、これまでは癒し枠だったドラム(富栄ドラム/31)についてです。彼を疑う声が増え始めているんです。これまで『VIVANT』で“裏切り者”は敵味方問わず言葉や服装で“黄色”が強調されていましたが、ドラムは黄色い民族衣装を着ていることが指摘されてきました。
それに加えて、第7話のドラムは、少々様子がおかしかったんですよね……」
これまでドラムは、いつも人懐っこい笑みを浮かべており、巨漢にもかかわらず非常に俊敏に周囲の状況に合わせて動けるキャラクターとして描かれていた。
ところが、第7話のドラムは乃木が病室でドラムの気配を感じて「こんにちは、ドラムさん」と呼びかけられた際の表情がいつもと明らかに違う“眼差し”だったほか、別班に倒されたロシアの反政府勢力が拘束されていた現場では、何か深く考え事をするように妙にボンヤリとしていたのだ。
そのため、
《普段なら俊敏にパッ!って動くはずなのに今回は変な間があって急かされないとと動かない、ドラム、何かある》
《そっとしておいてあげたいけれど、ロシア人拘束の時のドラムさん、挙動が変じゃ。》
《7話はかなり衝撃的な展開だったけど、その中でも気になったのはドラム。目つきも態度も明らかに変わってきてる》
と、ドラムを疑う視聴者が増え始めているのだ。
「ドラムは非常に頼りになる有能なキャラですし、何よりも愛嬌があって非常に視聴者人気が高い。“裏切り者だらけ”の『VIVANT』ですが、“裏切者だったらショックを受けるキャラは誰ですか?”と視聴者に尋ねたら、満場一致でドラムの名前が出てくると言っても過言ではありません。
今後、『VIVANT』がどんな展開を見せるか想像もつきませんが、ドラムだけは最後まで“癒し枠”のままでいて欲しいと願う視聴者は多いと思われますが……」
残り放送回の方が少なくなってきてしまった『VIVANT』。まだまだ多くの謎が残されているが、乃木の“裏切り”という衝撃的展開で、さらに予測不能となってしまった――。