8月27日、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第7話が放送された。

『VIVANT』は、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の物語だ。

「本作は謎が謎を呼ぶ展開に考察合戦が大沸騰しています。特に、少しずつ登場人物たちの素性や本性が明らかになっていくにつれて、WHI(世界医療機構)の医師・柚木薫(二階堂ふみ/28)への疑いは、増すばかりです」(テレビ誌編集者=以下同)

『VIVANT』は多くの豪華キャストが出演しているが、堺、阿部寛(59)、役所広司(67)、松坂桃李(34)そして二階堂の5人がメインキャストとして最初に発表されていた。この5人では特に、二階堂演じる薫が序盤から視聴者に疑われ続けている。

【以下、『VIVANT』第7話までのネタバレを含みます】

「薫はファロー四徴症を患っている少女・ジャミーンの主治医でしたが、バルカ共和国でテロリストと間違われた乃木(堺)や警視庁公安部の野崎守(阿部)と現地の病院で遭遇。なし崩し的に薫もバルカ警察に追われる羽目になってしまい、一緒に逃亡劇を繰り広げる――というのが物語前半のシナリオでしたよね。

 ここで薫が疑われているのは、帰国後の現在に至るまでジャミーンに付きっ切りなのが薫しかいない、ということです」

 ドラマでは、乃木の実の父でもあるノゴーン・ベキ(役所)が創設したテロ組織「テント」が、ジャミーンと何らかの形で深い関わりがあることを示唆する写真が登場している。

 また、第1話のラストでベキは「(孤児になった)ジャミーンは我々で面倒を見る」と言っていたのに、手術費用も出さず、接触を図ろうとすらしていないのだ。