■ノベライズ版で強調されている薫の“超重要発言”!
8月30日、『VIVANT』の第1話~第5話にかけてのノベライズ版が『日曜劇場 VIVANT(上)』として、扶桑社から発売された。
「大注目なのは、第2話の“赤飯を食べた薫が顔をしかめる”のシーンです。ドラマ版と違う非常に重要な薫のセリフが書かれているんです……。ドラマとノベライズ本で言い回しがアレンジされているのを差し引いても不自然なことは読めば一発でわかりますし、ドラマ版には存在しない“プロローグ”なども考察材料になるはず。詳細はぜひ手に取ってほしいです」
赤飯以外にも、第7話に登場した食事には注目が集まっている。赤飯と一緒に出てきた夕食のおかずと、翌朝の目玉焼きだ。
まず、夕食については、
・鰹のたたき
・鰹のカルパッチョ
・鰹節が乗っているほうれん草のおひたし
・生姜とネギが乗っている冷奴
不自然なまでに鰹づくしのメニューになっているだけでなく、一品ずつしっかりと画面に映していることから、
《夕飯でわざわざ一品ずつおかず個別にカットしてるし、カツオのたたきあるのに、カツオのカルパッチョあるの、薫の反応確認するためとか……?》
《みんな、翌朝の目玉焼きの話ばっかりしてるけど、晩御飯のおかずにお刺身系がふたつあるってことの方が不自然じゃない?》
といった声がSNSにも寄せられている。
また、翌朝に乃木は「プリっとした、ホテルに出てくるような目玉焼き」の作り方をレクチャーし、焼けていく目玉焼きを「わ~きれい」と薫が眺めている姿が描かれ、その様子を乃木は「きれいだったんで、つい」と言いながらスマホで撮影。乃木はおそらく何かの意図があって「証拠映像」を撮ったものと思われるが、薫と目玉焼きにについても不自然な点を指摘する声は少なくない。
「1つは、薫が目玉焼きを本当に物珍しそうに見ていること。もう1つは、個人の好みといえばそれまでですが、ちゃぶ台には目玉焼きにかける醬油やソースなど、調味料が1つも置かれていないこと。この2点から、薫が目玉焼き――もっと言えば卵をほとんど食べたことがないんじゃないか、という考察があるんです。夕食のおかずも目玉焼きも、直接食べているシーンはありませんが……」