■“食文化の違い”を見定めていた?
目玉焼きについても鰹づくしの夕食と同じく、
《柚木薫は外国育ち??あなたは、目玉焼きに何をかけますか?実食シーンはありませんが、乃木家の食卓に目玉焼きが並んだ時、調味料が何もなかったのに違和感を覚えました!!考えすぎかもしれないが、目玉焼きにも伏線があるなら、本当に凄いドラマだと思う!!》
《朝食に目玉焼きの光景を物珍しそうに眺めたり、卵4つに突っ込みがなかったり、醤油や調味料をかけようとしないことに乃木は薫が日本育ちでないことを確信したのか》
《乃木が薫に目玉焼きを焼いてる時に動画を撮ったのは、本当にかわいいから?その後の薫のおかわりのご飯をよそう時の複雑かつ、何かわかったような表情。何か薫の事で気付いた?》
と、疑問を抱く視聴者の声がSNSにも多く寄せられている。
「生魚に鶏卵。さらに言えば冷奴の上に乗っていたネギ。これらに共通して言えることは、“宗教や食文化の影響で食べられない国や地域、人”がいるということです。日本の仏教でも“禁葷食(きんくんしょく)”という概念がありますが、こうした“タブーな食事”をあえて用意することで、乃木は薫に探りを入れたのではないかと。映像上の薫は完食した描写はおろか、赤飯以外には手をつけていないことも、それに拍車をかけています。
そして、食文化の違いから乃木は薫がテントのスパイ、もしくはその他なんらかの闇の存在、とにかくただの医師ではない存在だと確信したのではないか、と……」
第2話、赤飯を食べて顔をしかめたリアクションで、野崎も疑っているとも考えられる薫。第7話では主要キャラで唯一日本に残った彼女だが、第8話ではどうなってしまうのか。そんな彼女は、第8話の予告で、“裏切り者”の色とされる黄色のコートを着てしまっている――。