9月3日夜9時から放送される『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に、俳優の横浜流星(26)が出演し、プロボクサーで幼馴染の那須川天心(25)と対談。ミット打ちなども行なうという。横浜は、8月25日に公開された佐藤浩市(62)とダブル主演映画『春に散る』で主演を務めている。
「『春に散る』は、沢木耕太郎さんの同名小説が原作の、ボクシングに命をかける男たちの生き様を描いた人間ドラマです。横浜さんが実際にプロライセンスを取得したことや、完全に仕上がった肉体をうかがわせるポスタービジュアルなど、公開前から注目を集めていましたね。
指導、監修を行なったのは、2017年公開の菅田将暉さん(30)主演映画『あゝ、荒野』など、数々のボクシング映画に携わってきた松浦慎一郎氏。そして、“松浦さんが作ったことのないボクシングシーン”を横浜さんが要求したこと、ライバル役の窪田正孝さん(35)の素晴らしさなどが合わさった結果、本作はとんでもない作品になりました。本作が日本アカデミー賞を受賞しても、誰も文句は言わないと思います」
そう話すのは本作を鑑賞した映画ライターだ。
横浜は、不公平な判定負けで腐ってしまい、ボクシングを辞めていた男・黒木翔吾、窪田はWBAフェザー級世界タイトルホルダーの中西利男を、それぞれ演じている。
「横浜さんも窪田さんも肉体改造を行なっていますが、体格は単なるマッチョではない。細マッチョとはまた違う無駄をそぎ落とした絞り方をしていて、しっかりと“ボクサーの筋肉”になっていました。
本当にお互いの顔をノーガードで殴り合っているようなガチンコの試合描写が凄まじく、世界戦は全12ラウンドをおよそ20分の長尺で描き切っていて、本当のボクシングの試合を観ているような気分にさせられます」(前出の映画ライター=以下同)