【以下、『VIVANT』第7話までのネタバレを含みます】
8月27日放送の堺雅人(49)主演連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第7話は、堺演じる主人公・乃木憂助が仲間を裏切り4人を“射殺”する衝撃的な展開を迎えた。しかし、このショッキングな展開の“裏側”について、実は番組公式は1か月前の7月26日、重要な映像を残していたのだ――。
『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。第3話放送前の7月26日、TBSの公式YouTubeチャンネルは『キャスト最新ビジュアル公開!遂に、本当の冒険物語が幕を開ける』というキャッチコピーを添えたPVを公開していた。
「注目を集めているのは、YouTubeで紹介されたキャラクターの映像に、まだ本編に登場していないシーンがある、ということです。
第7話で別班は櫻井司令(キムラ緑子/61)の指示により敵組織“テント”への接触を図りましたが、“交渉”の現場で乃木(堺)は、黒須(松坂桃李/34)、高田(市川笑三郎/53)、廣瀬(珠城りょう/34)、和田(平山祐介/52)、熊谷(西山潤/25)らを裏切った。
黒須は肩を、残る4人は胸を狙撃され、テントに捕まった乃木と黒須以外の4人は現場に放置。予告では4人分の棺まで映っていましたが――少なくとも熊谷は生存している可能性が非常に高いんですよ」(テレビ誌編集者=以下同)
“熊谷生存説”の根拠となっているのが、件の7月26日公開の『キャスト最新ビジュアル公開!』の動画である。当時は役名非公開だったが、この動画で熊谷は“入院着姿で点滴につながれながらも立って歩いている”という場面が紹介されており、このシーンは第7話時点では使われていない。
加えて、乃木の性格上仲間を簡単に殺したり、“死んだと思っていた父親(役所広司/67)がテントの創設者ノゴーン・ベキでどうしても会いたかったから”という理由で簡単に裏切る、さらには殺すとも思えないため、
《熊谷役の西山さんはここで入院中と思しき姿で登場してるので少なくとも熊谷は生きてると思うんだけどさあ如何に?》
《撃たれて意識を失って別班4人。少なくとも熊谷は生きている。病院にいる時のカットがあるから。》
《別班の裏切り者は櫻井司令だろうね。乃木に射殺された風にみえた仲間たちは櫻井(の裏切り)とは無関係、乃木の依頼で野崎(※警視庁公安部の刑事。演:阿部寛/59)の処理にて棺を用意され櫻井/テント両者に乃木裏切りアピールとして使われ死んだ事にして生かされ帰国したから病院着の姿がチラ映りしてた》
といった声が、SNSにも多く寄せられているのだ。
別班メンバーがまだ生きているということは――。