■あまりに簡単に拘束されたノコルに超違和感
「また、別班は現段階で乃木も含めて7人登場していますが、公式グッズや1話にチラッと映った乃木のスマホのフォルダ画像などから、“別班は8人いる説”が視聴者の間でほぼ確実視されています。
つまり、別班はあと1人いるはずで、これまでも複数の登場人物が疑われてきましたが、今回の乃木の唐突な裏切り行為を踏まえて、“ノコル(二宮和也/40)こそ、最後の別班メンバーなのではないか”という声も、出始めているんです」
ノコルは、「最終目標は日本」としているとされるテロ組織「テント」のナンバー2。目の前で裏切者が拷問されているのを興味なさげにスマホを弄っている描写もあり、非常にドライなキャラクターだと考えられている。
第7話で別班はロシアの反政府組織に扮してテントに接触を図ったが、その“商談”に立ち会ったのがノコルだった。「山羊が産気づいた…」と、乃木いわく「一通だけゴミ箱に消去された(ロシア組織)のメール」に書かれていた合言葉を正しく話したことで商談をスタートさせ、その後、乃木は油断したノコルを拘束。奪い取った拳銃をノコルのこめかみに突きつけるも、なぜかその銃で乃木は別班5人を狙撃――という流れで、乃木は別班を裏切り、その後、ノコル、まだ息のあった黒須、そしてテントの構成員とともにテントの本拠地へと向かったのだ。
「まず、“不自然”と言われているのは、“合言葉をゴミ箱にあったメールで知った”という乃木の発言です。テントが利用している連絡アプリについて“過去のメッセージが残らない仕様になっている”と、第6話で別班協力者のハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩(飯沼愛/20)が話していましたからね。
そこで考えられるのが、ノコルと乃木の合言葉のやり取りは事前にやり取りがされていた、もしくは両者のその場でのアドリブで、実際は以前から2人が通じ合っていた、“乃木とノコルはグル”説です。グルだったら合言葉のやり取りはなんでもいいわけですからね。
ノコルがあっさりと拳銃を奪われて、簡単に拘束されたのも非常に不自然なんです。至近距離にまだ完全に信じ切れるわけがない相手がいるのに、帯に拳銃を挟んだ背中を見せたわけですからね。よく見れば――用意周到で注意深いはずのノコルが、あんな軽率な行動をするとは思えないんですよね。
さらに言えば、乃木が別班を裏切り、別班メンバーを撃ったのも当初から用意されていたことだったのではないかと。乃木に撃った4人を殺す気はなく、だからこそ、熊谷(西山)も生きているのではと……」
ノコル味方説および別班メンバー生存説については、
《乃木がノコルを捕まえて、他の別班メンバーが出てきた後に、乃木が何かに気付いたような目線が気になった!ノコルがベキに言ってた「手は打っています」ってことに気付いた?それで裏切ったように見せたのかな?》
《ノコル(ニノ)があんなにもあっさりと銃を奪われる?テントの幹部右腕なのに?取って下さいと言わんばかりの銃の位置あれがわざとじゃなきゃただのマヌケやん撃たれた4人の別班は死んでないよねあの銃自体に細工ある可能性はない?》
といった声が、SNSにも寄せられている。