9月3日、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第8話が放送される。
『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。
謎、伏線だらけの本作は、考察がX(ツイッター)などで大盛り上がりを見せているのだが、真剣で、芯を食っていそうな考察だけでなく冗談半分の珍説、さらには役者の人気や過去作にちなんだネタポスト(投稿)も盛んに行なわれており、多くの視聴者が楽しんでいる。
【以下、『VIVANT』第7話までのネタバレを含みます】
「『VIVANT』はドラマ自体がめちゃくちゃ面白いのですが、同時にドラマファンのSNSでの考察、関連投稿も面白いですよね。ドラマを見て楽しみ、その後、XなどSNSでも楽しめる。二重に楽しめる作品になっていますよね。
興味深いところで言うと、たとえば、本作は林遣都さん(32)演じる憂助の父・乃木卓が40年後の現在、役所広司さん(67)演じるテロ組織“テント”の創設者ノゴーン・ベキとして君臨していますが、そこから連想して、“実は母親も同じような展開があるのでは?”という大胆な考察も行なわれています」(テレビ誌編集者=以下同)
憂助の母親であり卓の妻である乃木明美(高梨臨/34)は40年前にバルカ共和国の内乱に巻き込まれ、左肩を撃たれて、その後、死亡している。しかし、あくまでも撃たれただけで死亡した場面は直接描かれていないため、生存説もあるのだ。そして、現在の時間軸で登場している年配の女性はキムラ緑子(61)が演じている別班の司令官・櫻井のみ。ちょうど「テロ組織のリーダーと国防組織のリーダー」という構図になっていることも手伝って、
《もし司令が死んだとされている乃木母だったら、父と息子だけじゃなくて組織として夫婦が対立の構図も作れるけど、それはさすがに盛りすぎか?と朝起きて考えてしまいました》
《司令、キムラ緑子さんが、乃木の母で、実は壮大な夫婦喧嘩だったりして》
といった声が、Xにも寄せられているのだ。