■『ドラムとチンギスのバルカ秘湯ぶらり旅 2時間SP』に期待の声

“面白いけど、どうかな?”という考察に加えて、ドラマへの痛快なツッコミも楽しい。

「“そこかよ!”と思わず言いたくなる部分に注目した面白ポストも多いんです。たとえば第7話では乃木(堺)が“黄身が4個の目玉焼き”を作っていて、これが何かを示唆する演出だとする声が多いのですが、それに紛れて《もう意味がわからなすぎて、この卵が異常に高い時期に目玉焼きに卵4つも使った乃木に腹立ってきた》なんて投稿もありました(笑)。ドラマと現実をシンクロさせた面白い投稿ですよね。

 そもそも“神田明神の近くの庭付き一軒家に住んでいる”という時点で、《一流商社マンにしてもすごいなー》《ガチな一等地じゃん》といった声もありますね」

 また、『VIVANT』では第1話から警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)の協力者・ドラム(富栄ドラム/31)が愛嬌の良さと有能ぶりから非常に人気が高いのだが、ここにきて“新しい相棒”が誕生した。

 物語前半では乃木やドラムたちをテロリストと認識し、地の果てまで追いつめようとしていたバルカ警察のリーダー・チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)。誤解の解けた現在は、野崎ら公安と協力してテントを追う心強い味方になったことでドラムとの絡みも増え、第7話ではドラムの有能ぶりをほっぺをムニムニしながら称賛する微笑ましい姿も見せている。

 それに加えて、演じる富栄がインスタグラムに投稿した“チンギスが笑顔で仲良くドラムの肩を抱くツーショット”が大インパクトで、視聴者に大きなインスピレーションを与えたのか、写真を流用して《もう、誰を信じればいいのか分からなくなって辛いから、来週は『ドラムとチンギスのバルカ秘湯ぶらり旅 2時間SP』に替えてほしい》という投稿もXに寄せられており、大バズリを見せているのだ。

「ドラムとチンギスの写真と相まってめちゃくちゃ面白いポストになっています。『VIVANT』は展開が速くて謎も多く、面白いんですが見ていて疲れるところもある。ですので、本当に2人のゆるい温泉番組を見たくなるんです。

 チンギスは、乃木や野崎と敵対していた時期も、純粋に職務を全うしているだけの正義感の強い警察官だったため、視聴者には恐れられつつも嫌われてはいませんでしたから現在の好感度は高い。演じるバタボルドさんは7月29日に自身のインスタグラムで訪日していることを明かしてるので、富栄さんとペアで何らかのバラエティ番組に出演してくれたら嬉しいですね。2人のまったり温泉旅、テレビ東京あたりでやってもらえないですかね」