9月3日に第8話が放送される堺雅人(49)主演連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)。謎だらけで視聴者による考察が大沸騰している超大作日曜劇場だが、8月31日に更新された番組公式X(ツイッター)によると、第8話では、ある登場人物の容姿に関する謎が明らかになるようだ――。

『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。公式Xは、謎のテロ組織「テント」のナンバー2であるノコル(二宮和也/40)について、

《なぜノコルは日焼けしてないのか、理由についても8話で分かります。》

 と、綴っている。

「ノコルは第1話の初登場以降、着ている服は砂漠もあって埃っぽいバルカ共和国の雰囲気に合わない、純白の民族衣装。何よりも公式Xにあるように、肌も日焼けしておらず、小奇麗なビジュアルが他のテントメンバーやバルカ共和国の面々と比べても浮いていました。この“日焼けをしていない”“肌が白い”というのが、彼の“正体”に深くかかわってくる、ということでしょうね。

 ノコルに対しては本当にさまざまな考察がされており、敵、味方含めて複数の説が飛び交っています。そんななか、番組公式が出した示唆――これにより、前回の第7話にも、ノコルの正体についてのヒントが隠されていたと考えられています」(テレビ誌編集者=以下同)

【以下、『VIVANT』第7話までのネタバレを含みます】

 二宮演じるノコルの正体のヒント――まず1つ目は、40年前にバルカ共和国で起きた内乱についてだ。1983年当時のバルカ共和国では「共産主義思想の中華系民族」「仏教文化のモンゴル系民族」「キリスト教文化のロシア系民族」「イスラム教文化のカザフ系民族」の4つの民族で内乱が勃発。

 その翌年1984年、乃木憂助(堺)の父親でバルカに潜入していた警視庁公安部の乃木卓(林遣都/32)が内乱に巻き込まれて表向きには死亡。

 実際は卓は生き延びており、現在はテントの創設者ノゴーン・ベキ(役所広司/67)として君臨している。憂助は人身売買組織に捕まってしまったが、後に救助され現在に至る。