■井ノ原、東山の名前挙がるも「実績が……」

 後任候補の筆頭にあがっているのは、ジャニーズJr.の育成・プロデュースを担当する関連会社「ジャニーズアイランド」の社長・井ノ原快彦(47)だという。

「井ノ原さんは、20thCenturyとしての活動も行ないながら、22年秋、滝沢秀明氏(41)の後任としてジャニーズアイランドの社長に就任したばかり。

 ジャニーズアイランドの社長としては、200名ほどいるJr.とLINEグループを作り、密にコミュニケーションをとっているようです。しかし、23年夏に立て続けに起きた美 少年の不祥事には処分ナシで、“あえて舞台に立たせる”という選択をとったことが、ファンの間で賛否両論。“甘い””無法地帯になる”などと、批判も続出しました。

 フランクに話ができる人間性が万人から愛されているのは確かでしょうが、“優しすぎる”側面があり、経営者としての手腕は未知数です」(スポーツ紙記者)

 井ノ原以外で、後継者として有力視されているのはジャニーズ事務所内で“長男”と呼ばれる東山紀之(56)だ。そしてジャニーズ事務所の子会社・株式会社TOKIOの社長でもある城島茂(52)である。

「東山さんは、自身がMCを務める情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系、毎週日曜5時50分~)で、5月に行なわれたジュリー社長の謝罪会見を取り上げたことが話題になりました。

 そのとき東山さんは、自分が発言するまで、情報・報道番組に関わる後輩たちには黙っておいてもらったことを明かしたうえで、“そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなければならない”とコメント。

 額面通りに受け取るなら、抜本的な改革に期待したいところですが、いかんせん経営実績がない。そういうタレントを社長にしてもお飾り社長で終わるのでは? という声は少なくありません」(前同)