JO1INIを生み出したサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾となる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の練習生101人が9月3日、公式サイトにて公開。今後、国民プロデューサー(視聴者)の投票によって11人まで絞られ、グローバルな活躍を目指すガールズグループが結成される。

 このオーディションは、韓国のエンターテインメント企業「CJ ENM」と吉本興業による合弁会社「LAPONEエンタテインメント」が主催。韓国のオーディション番組『PRODUCE 101』の日本版として始まり、2019年のシーズン1でJO1が、21年のシーズン2でINIが結成された。

 日本版としては初のガールズグループ結成に向けたオーディションとなるシーズン3は、10月5日より動画配信サイト「Lemino」にて番組の配信が開始される。

 今回、練習生として、過去に『Nizi Project』や『Girls Planet 999』といった有名オーディションに参加した櫻井美羽(21)、元HKT48の水上凜巳花(20)、LDH所属のガールズグループ「Girls²」の元メンバーでおはガールとしての活動歴もある石井蘭(19)などが参加。そんななか、最も注目されているのがハロー!プロジェクトアンジュルムの元メンバーである笠原桃奈(19)だ。

 笠原は15年にハロプロ研修生、16年にアンジュルムのメンバーとなり、21年11月まで同グループで活動していた。

「K-POP系のオーディション番組にアイドル活動歴がある日本人が参加するケースは珍しくはないのですが、メジャー級はなかなかいない。ハロプロという有名かつ歴史のあるアイドル集団、しかも日本武道館で卒業コンサートをやるほど活躍した笠原さんのようなアイドルが参加するのはレアケースです。

 過去2回の『PRODUCE 101 JAPAN』ではジャニーズJr.出身者が参加していますが、メジャーデビューをしているという意味では、笠原さんのほうがキャリアは上。笠原さんの参戦は、ジャニーズでメジャーデビューしているメンバーがオーディションに参加するようなものです」(レコード会社関係者)