【以下、『VIVANT』第8話までのネタバレを含みます】
9月10日に堺雅人(49)主演連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第9話が放送される。本作には事前に告知されたキャストで唯一未出演の俳優がいるが、第8話放送後の提供クレジットが流れる際に映った次回映像から“この場面で出るのか!”と、視聴者の期待が高まっている。
『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。7月に多数のキャスト情報が解禁された際。馬場徹(35)の出演も告知されていた。
「『風間公親-教場0-』(フジテレビ系) や日曜劇場『アトムの童』(TBS系)など多数のドラマで活躍している馬場さんですが、今回の役名は不明。
しかし、第3話放送前の7月26日、TBSの公式YouTubeチャンネルが『キャスト最新ビジュアル公開!遂に、本当の冒険物語が幕を開ける』というキャッチコピーを添えて公開したPVには、“高級そうな扉が背景に映っているオールバックの男”といったビジュアルで映っていました。この背景とまったく同じものが、第8話のラストに流れていたんです。
8話のラストにあった映像は、馬場さんとは別の背広を来た男性2人が豪華な部屋に入ってくる非常に短いものです。その部屋には、乃木(堺)、テロ組織「テント」のナンバー2・ノコル(二宮和也/40)、そして同じくテントのピヨ(吉原光夫/44)とバトラカ(林泰文/51)の姿があった。さらに壁にはバルカ共和国のシンボルマークがあるんです。場所は、バルカ政府の施設であるのは間違いないでしょう。
また、次回予告の映像では、馬場さんは真っ赤な民族衣装を着ていることも分かる。つまり、彼が演じる役おそらく、バルカの政府高官など、高い地位の人間なのではと……」(テレビ誌編集者=以下同)
予告では、乃木、ノコル、そして馬場が横並びで座っている映像もあった。
テントは他組織のテロの請負や暗殺、誘拐、サイバーテロ攻撃など非合法な活動をしている一方、表向きは民間軍事会社も運営している。その生え抜きにテントの仕事をさせている。
「劇中でも説明がありましたが、バルカでは国が民間軍事会社に協力を求めています。そして、ノコルも、詳細は不明ながら大量の従業員を抱えた大企業『ムルーデル社』の社長をしている。テントにバルカ政府との窓口があっても不自然ではありません」
馬場の役柄については、
《バルカ政府側の馬場徹はまさか大統領?》
《次回予告で宮殿のような場所が出てくるけど、バルカって王政なの…か?未登場の馬場徹の役は王の系譜に繋がる役?》
といった声が、SNSにも寄せられている。建物の雰囲気から考えても、馬場が演じるのは一定の地位のある人物であることは間違いないだろう。