■「最終目標は日本」の本当の意味

「土地は合法的に購入しているし、馬場さんが演じるテントの高官のような人物と、テントの民間軍事会社をバックに、交渉するのかもしれませんね。

 また、“最終目標は日本”という言葉ですが、これはテロを起こすわけではない可能性が高いのではと。テントは資金稼ぎ以外の理由でテロ行為をしていませんからね」

「最終目標は日本」の意味について、ベキこと乃木卓が過去に警視庁公安部の人間だったこと、バルカと日本は蜜月関係にある描写が第2話にあったことから、

《テントが購入している土地は、バルカの資源がある場所と考察 日本がバルカ共和国に協力している理由は資源供給国だからつまりこの土地を抑える事で、最終目的地の日本に繋がる》
《テントにテロ行為を頼んでくるのが日本政府で、そのために乃木パパは公安から見捨てられてテントのトップさせられてるとか?だから最終目標が日本で日本をなんとかしないとこのテロの連鎖が終わらないとか?まぁでもそうなると公安はテントの捜査を早々に打ち切るはずでそれはないか…》
《“テントの最終目標が日本"というのは、バルカの一部地域の土地を買い占め日本にレアアース輸出する産業基盤とする独立国家を孤児の未来のために作ることではないかな》

 といったさまざまな考察も、SNSには多く寄せられている。

「“最終目標は日本”の意味を、本当は“日本みたいな国を目指す”という意味なのでは、という考察もありますね。もし日本がテントに襲撃されるようなことになるとしたら、乃木(堺)が、日本国内にジャミーンや、思いを寄せている柚木薫(二階堂ふみ/28)を残しておくというのも不自然です。

 そして今、視聴者が不安視しているのは、現時点でノコルは、突然現れた“ベキと血のつながった息子”である憂助を快く思っていないこと。この軋轢が、回りまわってベキの計画に支障をきたすこともあるかもしれないですね……」

 憂助は別班を裏切っておらず、あくまで別班の使命でテントに接触している説が有力視されている『VIVANT』。憂助は無事生き延び、テントの秘密を知ることができるのか――。