■薫はテントの施設で育ちで「うるち米」を食べていた!?
この米について「ベキが仕入れている栄養価の高いうるち米」(乃木)という説明があるが、「白米」ではなく「うるち米」という言い回しをしていることから、これを重要な伏線ではないか、とする声は多い。
「劇中で細かな材料は説明されていませんが、一般的に赤飯はもち米と普通の米(うるち米)を合わせて作ることが多い。
そして、第2話で警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)が乃木や薫に振舞った赤飯は、“赤飯以外はすべてバルカの食材~”という説明から、日本から仕入れた食材で作られている可能性が非常に高い。第7話で登場した赤飯も、野崎のレシピを元に乃木が作ったものです。
どちらを食べた際も薫は、顔をしかめ、驚いたような声を上げていましたが、乃木の赤飯は”野崎さんのより美味しい“と言っていたので、”実は乃木はうるち米ともち米を変えて反応を見たのでは?“という考察もありますね」
第8話で強調された「うるち米」を受けて、
《薫はテントの児童養護施設の出身かもね 児童養護施設の米はうるち米 日本大使館で食べた赤飯はもち米で作っていたから、薫だけ違和感がある表情をしてた 乃木が作った赤飯は、もち米で作っていなかったから懐かしいような態度してたとか…》
《うるち米と赤飯…赤飯を食べる時必ず「んん?!」としかめっ面になる薫先生…なにかありそうなんだよなぁ》
《孤児院の米騒動も薫バルカの孤児説のヒントな気が…うるち米をベキ「が」日本から入手した=バルカに少なくとも餅米の概念は無さそうだから薫が野崎の赤飯マズーな顔したの納得だし、乃木がもち米じゃなくうるち米で赤飯作ったとしたら薫は「これこれ!バルカの味!ウマ!」かなと》
などなど、あらためて赤飯に注目する声が、SNSにも多く寄せられているのだ。
「『VIVANT』公式X(ツイッター)は7月11日に“赤飯もキーアイテムになってきます…!”とつづったり、8月30日発売の公式ノベライズ版(扶桑社)で第2話の赤飯のシーンに意味深な薫の発言部分の“加筆”があったりと、かなり赤飯を推していることから考えても、赤飯が薫とセットで重要な意味を持っているのは間違いない。
多くの疑惑がある薫ですが、もうすぐ、赤飯に関する描写を振り返りながら、すべてを種明かしする展開があるのかもしれませんね……」
謎多き女医・薫。彼女は純然たる善人なのか、それとも――。