■会見不在の「タッキー」もトレンド入り
7日14時から始まった会見を受け、X(ツイッター)では「ジャニーズ」「イノッチ」「東山さん」「ジュリーさん」といった関連ワードが軒並みトレンド入り、さらに、会見でほとんど名前が出ることはなく、その場にもいなかった滝沢秀明氏(41)の愛称「タッキー」もトレンド入りし、注目を集めることとなったのだ。
「滝沢さんは昨年10月まで元ジャニーズアイランド社長(9月26日に退任)でジャニーズ事務所本体の副社長という立場にありましたからね。ジャニー氏が亡くなった際には遺影を持って霊柩車の助手席に座るなど、当然ながら“ジャニー氏の闇”についても知っているはず。そういった理由もあり、『タッキー』がトレンド入りしたのでしょう」(前出のワイドショー関係者)
会見には本人不在、名前も出ることはほとんどなかったが、滝沢氏の動向に大いに注目が集まっている。それは滝沢氏が退所後に「株式会社TOBE」を立ち上げ、元King&Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)をはじめとする“辞めジャニ”たちが続々と合流しているからでもあるだろう。
■タッキーが「電撃退所&TOBE設立」に突き進んだワケ
芸能プロ関係者が話す。
「滝沢さんが昨年10月末に電撃退所し、まるで敵対するようなライバル会社を立ち上げた裏側がここにきてささやかれているんです。
その発端となったのは、今年3月に、ジャニー氏の加害問題に焦点を当てたドキュメンタリー『J-POPの捕食者:秘められたスキャンダル(Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』をBBCが放送したことだといいます。
放送自体は今年3月でしたが、BBCが本格的に取材を進めていたのは2022年。そして、番組サイドがジャニーズに事実関係、見解を問い合わせたのが同年の夏なんです。半袖姿のBBCのディレクターがジャニーズ本社に突撃する映像は、今でもBBCのYouTubeチャンネルで見られます」
その後、滝沢氏はほどなく退所の意向を示したといい、9月26日にジャニーズアイランド社長を退任。同10月末に退所している。ジャニーズ事務所サイドは滝沢氏を慰留したものの「本人の固い決意を尊重」して承認したと報じられた。