【以下、『VIVANT』第8話までのネタバレを含みます】
2023年夏ドラマの最大の話題作である堺雅人(49)主演の超大型日曜劇場『VIVANT』(TBS系)も、9月10日には第9話が放送され、いよいよ大詰め。多くの登場人物が活躍する本作だが、人気ながらも出番が少ないキャラも多く、彼らについても“終盤に大活躍するのでは?”と期待する声が多く寄せられている。
『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。
公式サイトの「登場人物」欄には、ナレーション兼ドラム(富栄ドラム/31)のスマホ音声役の林原めぐみ(56)も含め、43人の役者が紹介されている。
「まず、あまりに意味深な伏線が貼られていることから、乃木の勤務先である丸菱商事の長野利彦専務が再登場する可能性が非常に高いと考えられていますね。演じるのが超演技派で、これまで何度も黒幕など重要な役を演じてきた小日向文世さん(69)であることも、それに拍車をかけています」(テレビ誌編集者=以下同)
長野には不審な点が3つあった。
1つ目は、第3話で乃木の過去を根掘り葉掘り、乃木のもう1人の人格Fが不信感を抱くほど詮索してきたこと。
2つ目は、第4話で警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)による取り調べを受け、長野は別班ではないと証明された際、非常に意味深な怖い笑みを浮かべており、それが演出でも強調されていたこと。
そして3つ目は、防衛大出身で、一橋大学の大学院に進学するまでに2年間の空白期間があったことだ。