■視聴者も懸念、核爆弾が登場する展開に!?
「さすがにジャミーンの体の中に爆弾がある、“彼女自体が爆弾”というのは飛躍しすぎでしょう。ジャミーンが爆発して死んでしまう、そんな残虐なシーンは描かれないと信じたいし、なんでもありの『VIVANT』でもそこまではしないのではないでしょうか。ただ、常に大事そうに持っているぬいぐるみに“何か”があるのではと考える声もありますね……。
爆弾については“バルカ共和国が地下資源に恵まれた大国である”という設定と、テントが大量の土地を購入しているという描写から、テントが“爆弾の材料資源を狙っている説”もあります」
バルカ共和国では銅精鉱、フローライト、コバルト、石炭が採れることが第7話で明らかになっているが、コバルトには「コバルト爆弾」という有名なエピソードがある。
実用化はされていないが原子爆弾開発などに関わったレオ・シラード氏が核開発への警告として発表した核兵器であり、フィクションの世界では映画『続・猿の惑星』などに登場しているため、もしかすると『VIVANT』でもそれが……!?
《日本に輸出しているコバルト。地味な見た目だった。(コバルトブルーは好きな色)でも、核爆弾に使われるらしい。そっち系の話になるんだったら怖いなぁ。嫌だなぁ。》
《取引のブツのパーツで翻意したのか。まあコバルトも表示されたし、核なのかなと》
といった声が、多く寄せられている。
「これらはテント側が“真の悪”だと仮定した場合の考察ですが、ここまでのストーリーからテントが悪役ですべての黒幕というのは考えづらい。
特に、ノゴーン・ベキこと乃木卓(林遣都/32)は40年前、“農業使節団”の名目でバルカ共和国に潜入していた公安の人間だったのが、公安に見捨てられた、というバックボーンがありますからね。
その結果、乃木卓は現地で内乱に巻き込まれ、公的には死亡した扱いとなり、家族とも生き別れ。公安や、もしかすると別班までこの裏側に関与していて、そうなると黒幕は“味方の2トップ”ということになりますよね……」