■国防組織のトップ2人が「黒幕」という絶望展開も……
『VIVANT』は別班の乃木と、警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)の2人がダブル主人公のような視点で描かれている作品。乃木の上司で別班の櫻井里美司令(キムラ緑子/61)と、野崎の上司で公安部部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎/67)が実はグルで、重大な真実を握りつぶしている――そそんな考察も上がっている。
《テントが行うテロは依頼される案件なんだから、日本で起こるテロは、別班か公安の上の人間が依頼するってことだと思う。理由は、テロが無いと、予算が下りないから。だから、日本の黒幕は櫻井か佐野公安部長。#VIVANT #VIVANT考察》
《公安トップがベキの存在を隠蔽する意味棚゛まさか黒幕は公安にいる?別班の司令塔と公安の動きがリンクし杉香具師(※やし、と読む)(ドラマの演出)、過去の事件?の全てを知ってるベキは乃木と仲間であるベキ》
《もしバルカ内乱当時に公安の事情で卓のことを隠しているのだとしたら、それは別班側も同じ立場ではないかと。であれば指令・櫻井の立場ではどうコントロールする必要があるのだろうと想像したくなるのだが》
《乃木卓は警察にとって生きていたら困る存在。テントのリーダーが乃木卓=ベキだと分かり、櫻井司令はベキの殺害を別班4人に指示していたのかも》
といった声が、SNSにも寄せられている。
「日本とバルカ共和国には、表に出ては困る“黒い癒着関係”にあり、それを知ってしまった乃木卓(役所)を公安もしくは別班が謀殺。さらに、その息子である憂助(堺)も消すつもりなのでは―――なんて説もありますね。
別班と公安。国防をつかさどるトップの2人が結託していたとしたら、生半可な手段では乃木や野崎でも太刀打ちできない。もしかしたら、非常に絶望的なラストの展開も……」
裏切りに次ぐ裏切りで展開が二転三転する『VIVANT』も、いよいよクライマックス。第9話では、いよいよ黒幕の正体が明らかになるのか――?