9月10日夜9時30分から第9話の放送があるTBS日曜劇場『VIVANT』(福澤克雄監督)は、最終回まで残り2話。クライマックスに向けてますます存在感を強め、物語に重厚感を持たせているのが、テロ組織「テント」のリーダーであるノゴーン・ベキ役を務めている役所広司(67)だ。
国際映画祭で数々の賞を受賞し、すっかり映画俳優のイメージが定着している役所。近年では『孤狼の血』(2018年)で3回目の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
第76回カンヌ国際映画祭では『PERFECT DAYS』(23年、12月22日公開)でエキュメニカル審査員賞のほか、コンペディション部門にて最優秀男優賞を受賞した。12年には長年に渡る多方面での活躍が評価され、紫綬褒章も受賞している。
そんな役所が地上波の民放ドラマにレギュラー出演するのは、福澤監督とタッグを組んだ17年10月期の日曜劇場『陸王』(TBS系)ぶりのことだった。