【以下、『VIVANT』第9話までのネタバレを含みます】
9月10日、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第9話が放送された。本作は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。
以前から、視聴者の間ではメインキャラで別班の黒須駿(松坂桃李/34)の“扱いの悪さ”が指摘されていたが、第9話ではあまりにも気の毒で雑な扱いを受けていたことで、話題が沸騰している。
第7話でのテロ組織「テント」への接触作戦で乃木は別班4名を裏切って射殺し、黒須も肩を撃たれた。ともに捕らわれの身となった乃木と黒須だったが、テントの創設者ノゴーン・ベキ(役所広司/67)の息子である乃木は次第に受け入れられ待遇が改善された一方、黒須はずっと拘束されたまま。
そればかりか、第9話では“株取引で大金を得るために黒須のスマホ内の情報が必要となり、アクセスするために監禁されている黒須に無理やり顔認証させる”という展開になったのだが、
“黒須が必死に変顔で拒むも薬で気絶させられる→まぶたをテープで固定させられて乃木に頭をわしづかみにされる→認証解除後もしばらくテープを剥がしてもらえない→乃木の極めて雑な黒須モノマネに電話先の証券会社があっさり騙される”
という一連の流れがあまりにも不憫すぎたため、
《目をテープでガン開きにされて顔認証されてる黒須が相変わらず不憫かわいくて思わず声を出して笑ってしまった》
《ストーリーが進むにつれて、黒須くんの扱いひどいな…。牢屋にぶちこまれたり、瞼にテープ貼られて顔認証させられたり、乃木さんに似てないモノマネされたりがんばれ、黒須くん!》
《黒須、登場した最初はめちゃめちゃ仕事できて謎に包まれたキャラだったけど、最近は各方面に巻き込まれて不憫キャラになってんのうける笑》
といった同情の声が多く寄せられ、一周回って大人気を博しているのだ。