■ヒロイン・薫が「実は妹」と発覚するラスト?
「いろいろ無理なところもある考察ですが、面白い説ですよね。塙さんに限らず、トンデモ寄りですが“もしかしたらあるかも……”と思える最終回予想は多く寄せられています。
ヒロインでWHI(世界医療機構)の柚木薫(二階堂)は以前から“怪しい女”として疑われていましたが、彼女に対する珍説もあります」
薫は第2話・第7話で赤飯を食べた際は、どちらも顔をしかめていて食べ慣れていないかのような表情をしていたことに加えて、8月30日に発売された公式ノベライズ版(扶桑社)でも、第2話の赤飯のシーンには、意味深な薫の発言部分の“加筆”があった。
また、偽装パスポートを見て“ユイナ・フクダ”と海外式で名前を読み上げていたことから、薫には「実は外国育ち説」が指摘されていた。序盤では謎のテロ組織のように扱われていた「テント」の正体が純粋に孤児・貧民救済を目的にした団体だと判明したこともあり、「薫も孤児で、テントで育った説」も提唱されている。
そんな薫に対して乃木は好意を抱いており、第6話では「薫さん見ていると、母を思い出すんです」「僕はあなたから人を愛することの美しさを教えてもらいました」と告白。急接近を果たした。
乃木の母・明美(高梨臨/34)は、乃木の父・卓(当時:林遣都・32/現在:役所広司/67)とバルカ内戦時に過激派集団に捕らえられた際に死亡してしまったが、その後、卓が別の誰かと関係を持った可能性もあることから、
《乃木と薫は兄妹なんじゃないの?薫は日本で過ごしておらずバルカ生まれバルカ育ち。だから赤飯食べる時に食べ慣れてなく一瞬眉をひそめるのでは?》
《乃木「テントとは和解して来たんだ。僕と結婚してください」薫「それはできないわ」乃木「まさかドラムさんと…理由を教えてください」薫「理由…分からないの?私とあなたは兄妹なのよ!」第2シーズンへつづく》
といった考察が行なわれているのだ。
ちなみに、“薫妹説”には、“血のつながりはないが、孤児院でノコル(二宮和也/40)と兄妹同然に育っていたのでは?”という考察もある。