ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を巡り、大手企業の間で所属タレントの広告への起用を見直す動きが広がっている。9月13日には、他企業がジャニーズと距離を置くなか『モスバーガー』での新CMで起用を続ける方針を発表していたモスフードも、一転して継続しない判断に変更となった。
「モスバーガーは、Snow Manの渡辺翔太さん(30)とラウールさん(20)が出演する新CMを11日に発表したばかりでした。
“タレントに罪はない”という理由で継続起用に感謝するファンも多かったですが、同時に創業者の加害を見て見ぬふりをしていたジャニーズ事務所を擁護するような形にもなるため“不買します”というバッシングの声も非常に多かった。結局、モスフードは13日に“現在展開中のジャニーズ事務所所属タレントを起用したTV、CMや店頭広告などについてもできる限り速やかに変更します”と発表しました」(ワイドショー関係者)
Snow Manに限らず、ジャニーズラレントを起用している多くの企業が「契約を更新しない」「今後は使わない」といった趣旨の声明が連日のように発表されている状態だ。
事務所存続の危機と言っても過言ではない状況だが、その裏側ではあのエンターテインメント会社がついに動き出していて――。
「9月14日、靴販売の大手企業『ABCマート』が、広告キャンペーンに7人組グループIMP.を起用したことが正式に発表されました。
IMP.は“IMPACTors”としてジャニーズ事務所に所属していていたのが、今年5月25日に全員で事務所から退所。7月14日に滝沢秀明氏(41)が立ち上げた芸能事務所『TOBE』に合流した、“辞めジャニ”ですよね」(前同)
『TOBE』はIMP.に限らず元King&Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)、元V6の三宅健(44)など、事実上の辞めジャニの合流拠点と化している会社である。