■“トップは喪主ですけど”滝沢氏にも求められる説明責任
ジャニー氏の加害問題で各企業がジャニーズタレントの広告起用を打ち切る状況に合わせたかのようなIMP.の初CMの発表に、
《朝から旦那にでさえ『ジャニーズはどんどんCM降板させられとんのにTOBEに引き抜かれた人たちは仕事決まっていくのはありなん?』って聞かれたタイミングでモスのCM流れて『モスも降板なんやってなー』って言われた。悲しい。》
《滝沢は糾弾されず、TOBEのIMP.はABCマートの新CMて……本当に滝沢が関係ないと思ってんの?ここまでジャニーズタレントの起用中止するならTOBEもあかんでしょうよ……こんなに話も聞かれず責められず活動できるなんて首謀者側である可能性も感じちゃうよ》
《TOBEならCM出演OKなの本当に意味わからないんだけど。ほぼジャニーズ2号店じゃん。トップは喪主ですけど。ジャニーさんを支えたいって表舞台引退した人ですけど。辞めたらこんなにも無関係になるの?TOBEがスルーでこっちのタレントが理不尽に批判されるの納得いかない。メディアって人権って何。》
と、SNSでは滝沢氏とジャニー氏の関係の深さなどを理由に、批判の声も多く寄せられている。
「まず、ジャニーズ事務所が現在も批判され続けている大きな理由は、加害者の名を冠した“ジャニーズ事務所”の名前を変更することに消極的なうえ、同族経営が批判されていたのに、ジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子氏が社長退任後も“代表取締役”として株も100%保有したまま事務所に籍を残し続けていることが1つ。
もう1つは、新社長が創業者であるジャニー氏と“メリー喜多川”こと藤島メリー泰子氏(享年93)の姉弟と距離が極めて近く、そして当人にも過去のパワハラ疑惑が浮上している東山紀之さん(56)であることですよね。
1つ目は『TOBE』とは関係ありませんが、2つ目に関しては、滝沢氏とジャニー氏の関係は東山さんと同じく近く、世間からは厳しい批判の声が上がっていますよね」(前出のワイドショー関係者)
東山はジャニーズが小さな事務所だった時代から在籍している“長男”であり、9月14日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、東山が過去にジャニー氏の加害を見て見ぬふりをしていた疑惑が報じられている。
そんな“ほぼ創業家”の東山が社長に就任したことから、事務所が本気で変わろうとしていないのではないか――そんな空気が流れてしまっている。