【以下、『VIVANT』第9話までのネタバレを含みます】

 いよいよ9月17日放送の最終回を迎える堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)。ここにきて、公式サイトの「あらすじ」のページに掲載されている画像が、“考察班”の間で注目を集めている。

『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。

 10日に放送された第9話では、乃木の実父であるノゴーン・ベキ(役所広司/67)が立ち上げた謎の組織「テント」の真の目的が発覚し、乃木が窮地に陥る、というドラマが描かれた。

 テントは孤児・貧民の救済を目的に動いている組織だが、3年前にバルカ共和国で大量の純度99.9%のフローライト(蛍石)が地下に眠っている土地を発見。フローライトは半導体の原料であるため、独占できればその利益は半永久的な資金源となる。

 そのため、テントのナンバー2・ノコル(二宮和也/40)と、テントのことは知らないがノコルの親友のゴビ(馬場徹/35)が運営する2社で共同採掘権も取得し、実情は徹底的に秘匿したまま土地を買い進めていた。

 ところが、最後の土地を買う直前になって、バルカの国土交通大臣にフローライトのことが漏れてしまい、採掘を認めないと言い渡されてしまう。そして、情報が流出したタイミングから乃木が疑われている状況にある。