■「復讐して」の意味深描写が回収されるはず
40年前に公安が乃木家を見捨てたせいで、ベキは憂助と引き剥がされ、スパイの嫌疑から妻の明美は武装勢力から1か月にわたり拷問を受けた。
その結果、明美は限界を迎え、「私たちをこんな目にあわせたヤツを、私は絶対に許さない……復讐して。復讐して……」と言い残し、衰弱死してしまった――そんな悲痛な過去が、第9話で描かれていた。ドラマの演出を考えると、意味もなく「復讐して」という非常に強いセリフを言わせるとは考えにくい。
/#林遣都 インタビュー🍋
— ザテレビジョン (@thetvjp) September 10, 2023
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『#VIVANT』で #役所広司 の“若き頃”を熱演#福澤克雄 監督は
「僕がやりたいことをすべてやらせてくれた」
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《愛する奥さんの最期の「復讐して」のお願いを、どうでもよくなるはずない。ベキはこの話しをしながら泣いてた。忘れてなんかない。ベキの最終標的は日本とかそんな大きなものじゃなく、「引き返せ」と命令した指揮官じゃないだろうか‥。》
《今のテント、ベキのやってることは間違ってないし、話聞いた限り理念としては比較的善良な集団だけど、それだと乃木母に死ぬ間際『復讐して』なんて物騒なセリフを言わせた意味がなくなる気がする。乃木母が世界平和とか幸せを願ってたなら納得いくんだけど、復讐して…には意味があると思うなぁ。》
《私の知る日本は友人隣人を大切にし助け合いの心を持つ慈しみ深い国だったって過去形で話すのはもう40年も日本を離れているからかなと思うけど、明美の「復讐して」って言葉を聞いてからあのセリフを聞くと、やっぱり標的は日本なのかなぁって思うよ》
といった考察が、SNSにも寄せられている。
妻・明美が夫の卓(現在のベキ)にお願いした1つ目の願い、息子を探すことは40年の月日がかかったが叶った。ベキはやはり、妻のもうひとつの願い“復讐”を果たすのではないか――だとすれば、その対象は誰なのだろうか。
「『VIVANT』の主要登場人物で、ベキと近い世代の人物は3人しかおらず、全員に怪しいところがあるため、彼らの誰かが“黒幕”ではないか、と考える声も非常に多いですね」
「元公安の人間である乃木卓が世界的に有名な“謎のテロ組織のリーダー”ノゴーン・ベキ」だということは、警察、公安にとって非常に都合が悪い事実だろう。そのため、現在の公安部長である佐野裕太郎(坂東彌十郎/67)が黒幕、という説もささやかれている。