【以下、『VIVANT』第9話までのネタバレを含みます】

 9月17日夜9時から、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の最終回が放送される。

『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。

 第9話では、乃木が父・ノゴーン・ベキ(役所広司/67)の組織「テント」へ潜入するために射殺したことになっていた別班の4人が、実際は全員帰国して病院で治療を受けていることが発覚。証拠映像をメールで送ってきた“日本のモニター(工作員)”の正体に、注目が集まっている。

「動画は病院外からズームして窓越しに撮った映像が1本、それ以外の3本は、病院内で隠し撮りしたような映像です。病院関係者として何食わぬ顔で院内を歩ける医師の柚木薫(二階堂ふみ/28)や、盗撮のアングルから高身長の警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)と部下の新庄浩太郎(竜星涼/30)、最後に常にスマホアプリ(声:林原めぐみ/56)で会話しているため、堂々と盗撮していてもバレにくいドラム(富栄ドラム/31)などが疑われています。

 しかし、隠し撮りされた映像の“時刻”と“入院着”の2点から、思わぬ可能性が浮上しているんですよね……」(テレビ誌編集者=以下同)

 撮影されたのは「4月22日」。時刻はそれぞれ「午前9時13分」、「午前9時47分」、「午前10時2分」、「10時17分」に撮られていて、午前9時13分の映像のみ病院外から窓越しに撮られている。撮影された間隔は15~30分。これが不自然だと言われているのだ。