9月18日放送の報道番組『news zero』(日本テレビ系)は、アメリカの人気歌手ケイティ・ペリーの元夫でイギリスの人気コメディアンのラッセル・ブランドが複数の女性に対して加害を行なっている、という疑惑を報じた。

 しかし、このニュースが思わぬ方向で炎上してしまっているという。

「このニュースに関して、メインキャスターの有働由美子さん(54)も、月曜キャスターで櫻井翔さん(41)も、完全に“ノータッチ”でした。この櫻井さんの“ノータッチ”に、視聴者から批判の声が飛んでいるんです。番組構成の都合もあるし、これまでなら批判されるようなこともなかったでしょうが……ジャニーズ事務所の一件が尾を引いている状況です」(ワイドショー関係者)

 櫻井が所属しているジャニーズ事務所に対しては、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害行為をめぐり、連日のように非難の声が上がっている。

『news zero』の場合、5月14日に藤島ジュリー景子社長(当時)が事務所HP上で謝罪動画と見解、対応策を公開した件を翌15日に取り上げた際、番組の判断で櫻井が姿を消し、有働だけが言及する形になったことに非難の声が殺到。翌週も翌々週も言及せず6月5日放送回で櫻井が涙ながらにジャニー氏の問題についてコメントをした際も、「遅い」「忖度しなきゃいけないキャスターって何なんだ」といった、厳しい声が殺到したこともあった。

 直近では9月4日に行なわれたジャニー氏の被害者たちの「当事者の会」に対する櫻井の見解が、「他人事のようなコメント」「台本みたい」などとSNSが荒れてしまったりと、櫻井に対する批判が絶えない状況に陥ってしまっている。

 そして、今回のイギリス人コメディアンの件のように、ジャニー氏以外の加害騒動を取り上げたり、それに櫻井が言及しないことに対して、

《身近な問題よりも敢えて海外の事案をぶっ込んで来たのは却ってアンチを騒がせる結果に》
《ラグビーを中心にスポーツばかり取り上げて、事件報道は3件かな?そして、事件報道に対しては、櫻井翔さんだけがコメントしていないように見せないためか、有働さんのコメントもなかった。月曜日だけ毎週こんな構成にするわけにもいかないだろうし、降板は既定路線か?》
《暴行のニュース、キャスター二人スルーですかアナウンサーに読ませるだけ、素晴らしいニュース番組そして、ラグビーで大騒ぎもう、newszeroはバラエティーZEROに名前を変えた方が良いな》

 といった非常に厳しい意見が、多く寄せられてしまっている。