俳優の堺雅人(49)が主演し、社会現象になるほど盛り上がりをみせた日曜劇場ドラマ『VIVANT』(TBS系)が9月17日に最終回を迎えた。

半沢直樹』で主演を務めた堺、演出を手掛けた福澤克雄監督(59)が再びタッグを組んだ『VIVANT』はモンゴルロケを含む壮大な世界観、1話あたりの制作費1億円とも言われる映画さながらのスケール、豪華キャストの掛け合いと謎が謎を呼ぶ展開で、多くの視聴者を魅了。

 お笑いコンビ・ナイツ塙宣之(45)をはじめ、芸能人の間でもドラマにハマる人、独自の考察を披露する人が続出した。

「最終話の世帯視聴率も19.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と凄まじいものでした。そして、テレビ各局は今、13~49歳のコア視聴率を重視していますが、そのコア視聴率も最終話は10.1%と、とんでもなかったんです」(ドラマ制作会社関係者)

※画像は『VIVANT』の公式X(ツイッター)『@TBS_VIVANT』より

■福澤監督が『VIVANT』は「第3部まで考えている」と告白

 最終回を迎えたばかりの『VIVANT』だが、早くも続編に期待する声が上がっている。

 最終回放送と同日、エンターテインメント施設「IHIステージアラウンド東京」では『VIVANT』のファンミーティングが開催され、福澤監督も登壇。

「次回作があるのかよく聞かれる」としたうえで「僕は言えませんよ、みなさん次第です」と話し、「正直に言うと、僕の中では第3部まで考えて作ってる」と明かしていた。

 9月17日配信の『NEWSポストセブン』では、2025年7月クールに続編が内定していると報じている。

「制作費と俳優陣のスケジュール次第でしょうが、やはり続編には大きな期待してしまいますよね。また、現在はU-NEXTで配信されていますが、今後は時期を見てNetflixやAmazonPrimeVideo、ディズニー+などのプラットフォームで、海外展開も視野に入れているのでは、ともささやかれていますね。

 最終回を迎えてもまだまだ盛り上がっている『VIVANT』ですが、今のテレビ界で最も重要なコア視聴率は回を重ねるごとに右肩上がり。そして“2つの視聴率爆上げ回”があり、数字からもストーリーの盛り上がりが見て取れるんです」(前同)