■『真夏のシンデレラ』はフジテレビ局内でも嫌われていた!?

 前出の制作会社関係者が続ける。

「ドラマの最終回を盛り上げるために、出演俳優が同局の番組に出演して少しでも多くの人に見てもらいたい、と訴えかけますよね。結果、『VIVANT』は最終回も大盛り上がり。世帯視聴率19.6%、そして今、最も重要視される13歳から49歳までのコア視聴率は10.1%というとんでもない数字をたたき出しました」

『真夏のシンデレラ』は、最終回放送日の9月18日、メインキャストの萩原利久(24)は『めざましテレビ』(フジテレビ系)にマンスリーエンタメプレゼンターとして出演。森もVTR出演していた。

※画像は『めざましテレビ』の公式X(ツイッター)『@cx_mezamashi』より

「月9ドラマともなれば、その後の番組にもハシゴ出演する“フジテレビジャック”をすることが多いんです。ところが、『真夏のシンデレラ』はそれがなかった。

『真夏のシンデレラ』サイドからの番宣出演の打診すらなかった番組もあると言いますし、もう最終回を迎える頃には“白旗を上げていたのでは?”なんて声もありますね。

 ただ、フジテレビ内では、『真夏のシンデレラ』の番宣を断る番組もあったそうなんです。局内でも“月9のイメージを壊した”や“月9に泥を塗った”といった扱いで、嫌われてしまっていたと聞こえてきていますし、森さん始め出演者は可哀相ですが、制作陣は低視聴率と視聴者からのツッコミに、意気消沈していたのかもしれませんね……」(前同)

 ハッピーエンドを迎えた『真夏のシンデレラ』だが、その内実は必ずしもハッピーなものではなかったようだ――。