ジャニーズ事務所が9月19日、社名変更の可能性をHP上で示唆。「ジャニーズ」という名前が入るグループ名も、議論に上がってきそうだ――。

 ジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題を発端とした諸問題について、同事務所は東山紀之新社長(56)の署名で「今後の会社運営に関するご報告」を発表。藤島ジュリー景子前社長が100%保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来などについて議論を深めたと明らかにした。具体的内容や進捗状況は10月2日に報告するという。

 なかでもファンの間で注目を浴びているのは、“社名変更”に関する議論である。

 ジャニー氏の名前を冠する“ジャニーズ事務所”という名称について、9月7日の記者会見で、東山社長は「『ジャニーズ』というのは創業者の名前でもあり、初代グループの名前でもありますが、タレントが培ってきたエネルギー、プライドだと思っています」と述べ、社名を変更しない方針を一旦は表明していた。

 しかし、多くのスポンサーがジャニーズ事務所のタレントとの契約更新をしないと発表。“ジャニーズ”という名称への反発の声も高まるなか、社名変更を再検討した形だ。

「ジャニー氏との決別を明確にするには、やはり社名変更は必要でしょう。新たな社名で再出発する方向で検討されていると見られています。新会社を立ち上げるという話も出ていますよね」(芸能プロ関係者)

 ジャニーズ事務所という社名が変更されるなら、当然「ジャニー」という言葉が名前に入っているグループについても改名の可能性が浮上する。具体的には「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」の2組だ。

 さらに、メジャーデビュー組の中では「Hey!Say!JUMP」についても、グループ名変更の必要性が指摘されている。

「Hey!Say!JUMPの“JUMP”は“Johnny’s Ultra Music Power”の頭文字をとったもの。グループ名に“Johnny(ジャニー)”が入っているとなると、問題視される可能性が高いでしょうね」(前同)