■HiHi Jetsにも「改名の危機」
さらにジャニーズJr.の中にも、改名の危機に瀕しそうなグループがある。「HiHiJets」だ。
「HiHiJetsの初期のグループ名は“HiHiJet”で、この“Jet”の部分は“Johnny’s entertainment team”の頭文字。ジャニー氏が命名したもので、やはり“Johnny”が入っているということでアウトと判断されそうです」(女性誌記者)
HiHiJetsといえば、Aぇ!group、美 少年と並んでメジャーデビュー寸前とささやかれているグループだ。2023年は6~7月で、セキスイハイムアイスアリーナ(宮城県)と有明アリーナ(東京都)など2都市8公演でアリーナ公演を行っており、すでに高い人気を誇っている。
「HiHiJetsは生前のジャニー氏がかなり入れ込んでいたグループ。ライバルとなる美 少年やAぇ!groupに先駆けて21年11月には国立代々木競技場第一体育館で、単独アリーナコンサート4公演を成功させており、3組の中でも最も早くメジャーデビューするのではないかとも言われていました」(前同)
しかし、ジュリー氏がジャニーズ事務所のトップに立ったことで、風向きは変わった。
「ジュリー氏は自身のお気に入りグループであるAぇ!groupを強くプッシュするようになったのです。さらに、ジャニーズ事務所のデジタル戦略を決める会議などにも出席していると噂されている、ジュリー氏の長女が“なにわ男子推し”から“美 少年推し”に変わったとも一部で報じられました。
その影響もあってか、美 少年のメディア露出が急増。そうした経緯があり、HiHiJetsは今は3組の中でやや遅れをとっている状況です」(同)
9月16日から開催されている「ワールドカップバレー2023」でのメジャーデビューが確定していたと言われるAぇ!groupも、加害問題によって不透明な状態になっている。
「Aぇ!groupのデビューが遅れると、HiHiJetsにデビューの順番が回ってくるのもまた先の話になる。さらに改名の可能性が浮上すると、なおさらメジャーデビューは先送りになりそうですね……」(同)
ただし、ファンからはこんな声も。
「ジャニーズでは、デビュー前にグループの編成替えや名前が変わることはよくある話。たとえば美 少年も、もともとは“東京B少年”で、“Sexy美少年”になり、最終的に美 少年と落ち着きました。途中、一瞬“東京美show年”となった時期もあったんです。
だから、HiHiJetsの改名騒動はむしろデビュー前で良かったぐらい。個人的には、いろいろ面倒なことになるぐらいなら、いっそ名前をもう一度考えて、新しい出発でいいです」(20代・専門学校生)
「デビュー組のほうがいろいろとややこしいことは多そう。今となっては、デビュー前にグループ名問題が出たのは前向きに捉えています」(10代・大学生)
HiHiJetsがメジャーデビューできるのはいつなのか。そしてやはり別の名前で再出発することとなるのか──。誰よりも自分たちの将来に不安を抱えているのは彼らだろう。