新しい地図香取慎吾(46)が、自身が所属していたSMAPをイメージして描いた絵が、大きな注目を集めている。これは、9月21日に発売された『週刊文春WOMAN』2023秋号(文藝春秋)の表紙。香取は香取は特集のテーマである「推し活」にちなみ、「今回の絵はメンバーカラーでいこう」という発想から、5色の塊の上に目を描いて顔のようになっている絵を制作。

 SMAPには、5人それぞれにメンバーカラーがあった。中居正広(51)が「青」、木村拓哉(50)が「赤」、稲垣吾郎(49)が「ピンク」、草なぎ剛(49)が「黄」、そして香取が「緑」だが、今回の絵ではこの5色が使われている。

《誰かを推すという行為には、人を動かすパワーがあるんですよね。推されている僕らの側も引っ張られていく、あの感じを描きたかった》

 と、香取は絵の写真に添えて、メディアにコメントを寄せている。

 また、公式には「5つの色」となっているが、目の部分が“6人目のSMAP”で現在はオートレーサーの森且行選手(49)のメンバーカラーである「白」と、彼を象徴する「星のマーク」で構成されているため、

《メンバーカラーは5色と聞いて6色じゃないんだ?と思ったら、目は白色で描かれていて、瞳の中に描かれた星のマークは #森くん のヘルメットのデザインを思わせるものだった》
《瞳の中の☆に もひとつ角があるーーねぇーこれって森くんってこと?》

 といった声が、SNSにも多く寄せられているのだ。

「香取さんはSMAP時代から“明るい慎吾ちゃん”のイメージが強い一方で、精神的な危うさを感じさせる発言も多く、ファンからもよく“闇を感じる”と言われ続けていました。解散騒動の時期は表情も明らかに曇っていましたよね。

 しかし、あれから年月が経ち、さらに昨年12月からスタートした個展が大きな転機になったのでしょう、自分の“闇”を、隠さないようになりました」(女性誌編集者)

 2022年12月7日に東京・渋谷ヒカリエで行なわれ、その後、全国で展開されている個展『WHO AM I―SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR―』は、「より僕の深い所まで知ってもらいたい」という思いから、これまでは見せてこなかった「闇の部分」も見せ、「光」と「闇」の2コーナーで構成されている。

 今年1月、渋谷ヒカリエの個展を訪れた女性誌ライターは話す。

※画像は香取慎吾個展『WHO AM I』の公式X(ツイッター)『@whoami_tour』より

「闇エリアは照明が真っ暗で、シンボルである“くろうさぎ”や、ぐちゃぐちゃに書きなぐったスケッチブック、“親につまみあげられて泣いている子ども”など、暗い作品が多いですが、導線通りに歩けば“闇を抜けて光になる”というポジティブな構成でレイアウトされていました。

“光”のエリアは、一転して広々とした空間にいろいろな画が展示されていて、香取さんが大好きな東京タワーをモチーフにした絵などがありましたね」