■「決断」を迫られている大野
もっとも、あくまで画風が近いだけで“作者が大野”とは断言できず、ジャニー氏の肖像画とも限らないため、
《ちょっと違うような気もするけど》
《大野くんが描いた、という根拠がどこにもないし、ジャニー喜多川氏の肖像画という根拠もない。なんだかなぁ》
という声もある。
「ただ、同バーには多くの大野さんが描いた絵で間違いないと思われる作品が多く飾られており、インスタでも公開されています。“オーナー”の大野さんは同店にちょくちょく顔を出し、目撃談も上がっていますからね。今回の絵も、自然に考えれば大野さんが描いたものと考えられますが……。
そんな大野さんは、本当は完全に芸能界から引退したかったのが、折衷案で“活動休止”に落ち着いた経緯があります。そのため、嵐は今年11月にデビュー25年を迎えますが、大野さんは宮古島でリゾートホテル運営に着手したりと、全く芸能界に復帰する意思はない様子です。そこにきて、ジャニー氏の加害騒動が影響して、よけいに復帰しづらくなっていると言われていますね」(前出の女性誌編集者)
大野が復帰しない、動けないとなれば嵐の再稼働は「100%ない」(前同)という。
「彼らは“メンバー5人揃って嵐”という思いがとても強いですからね。リーダーが欠けた状態で活動することはありえない。
ただ、嵐は現在もファンクラブが稼働していて、いつまでもファンに対して何も還元しないわけにはいかない。活動休止してすでに3年目ですから、結論を保留し続けるのも、そろそろ限界でしょう。大野さんには“決断”が迫られている。そして、そういったモヤモヤを抱えているメンタルの状況が、件の肖像画に反映されているのかもしれませんね……」(同)
香取は自分の闇を象徴するくろうさぎとの出会いを振り返り、
《あとあと調べたら、中国の古い言い伝えだと黒い動物って怨念の象徴のような存在らしいので、気持ちが不安定だったもかもしれない(笑)》
と、2022年12月20日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)で答えていた。
香取が闇を抜けて光に達した一方で、大野は今、どこを歩いているのだろうか――。