■もう1人の“ジャニーズアーティスト“は不穏……

 アーティスト活動で吹っ切れたことも影響しているのかもしれないが、現在の香取の仕事ぶりは好調に見える。8月18日放送の音楽番組『#バズリズム02』では8年ぶりに日本テレビを訪れ、SEVENTEENとコラボした『BETTING』と、愛する東京をジャズで表現した『東京SNG』の2曲を披露。

 そして何より、今年4月放送のトークバラエティ番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)では、2017年にジャニーズ事務所を退所してから6年ぶりに中居正広とテレビで再会を果たしている。

「香取さんはジャニーズ時代から好きだったアーティスト活動を、独立後にさらに活性化させて楽しくやれている印象を受けます。今回の『文春WOMAN』のイラストも、SMAP解散をめぐって不仲説が出ていた木村さんの“赤”が中居さんの“青”と一緒に絵の中央に配置されていますが、これも何かポジティブなメッセージ、一度は途切れた“SMAPの絆の再生”を感じさせますね。

 その一方で、現役ジャニーズで、香取さんに負けず劣らずの評価の高いアーティストである大野智さん(42)のイラストをめぐっては、不穏な声も出ていますよねね……」(前出の女性誌編集者)

 芸能活動を休止中の大野は、2020年9月に個展を開催した際、『ジャニーさん』という作品名でジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の肖像画を描いていた。これはジャニーズ事務所ロビーに飾られていたものの、ジャニー氏の加害問題が事務所存続に関わるレベルの大騒動へと発展したことで、9月12日までに撤去されてしまっている。

 それから間もない同月18日、大野がオーナーを務めているとされる沖縄・宮古島にあるバーが、インスタグラムのストーリーズを更新。大野の画風に似た「眼鏡をかけた男性のような肖像画」を投稿したが、これが、カラーリングが黒を基調に、赤や黄色が配置された、非常にダークサイドな感じの肖像画のように見え、さらにはどことなくジャニー氏の顔も連想させるため、

《大野智が描くジャニー喜多川が怖すぎる香取より、この人の方が才能あり気》
《大野くんは絵が上手いのは当然なんですが、この絵は闇が深すぎませんかね…?》
《香取慎吾氏の絵も怖かったけど大野氏の絵も想像以上に怖かった》

 といった声が、SNSでも多く寄せられたのだ。