9月24日夜8時、松本潤(39)主演のNHK大河ドラマどうする家康』の第36回「於愛日記」が放送される。9月17日には第35回「欲望の怪物」が放送され、石田三成(中村七之助/40)の登場が話題になった。しかし、平均世帯視聴率は10.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)とギリギリの2ケタで、厳しい状態からは抜け出せなかった。

 第35回の内容は以下。秀吉(ムロツヨシ/47)は家康(松本)の上洛と引き換えに、“大政所”こと母の仲(高畑淳子/68)を人質として岡崎へ送る。大政所は不機嫌そうで、美しい容姿を気に入った徳川家の家臣・井伊直政(板垣李光人/21)に、「とんでもねえ化け物を生んでまった」と秀吉への恐れを打ち明けた。

 一方、家康を大坂に迎えて歓待した秀吉は、北条を説得するよう命じる。そのためには、北条に与えた沼田に居座っている、真田を説得しなければいけなかった。そして家康は、浜松城に帰る前夜、豊臣イチの切れ者と名高い石田三成に出会う。2人は夜空を見あげて星座の話で盛り上がり、束の間の平和な時を過ごした。

 数か月後、家康らは真田昌幸(佐藤浩市/62)とその息子・信幸(吉村界人/30)と会う。酒井忠次(大森南朋/51)が沼田の地の引き渡しを求めるが、昌幸は、自分の物ではない物を人にやることはできない。沼田は自分たち(真田)が切り取ったもので、家康が北条にやることはできないと断ったが……という展開。

 視聴者のX(ツイッター)上の声は、《いずれ戦うことになる三成が気の合う輩という設定で、演じるのが松潤と高校の同級生とかエモすぎる》《あの三成と家康が「平和な世だったら、末永く良き友でいられたはずの2人」ってハッキリ描かれてるのが…歴史は残酷だ…!》など、家康と三成のシーンへの反響が大きかった。