9月7日に創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害行為を認めてから、所属タレントのCM、広告の“撤退ドミノ”が続いていたジャニーズ事務所。完全な絶縁宣言をする企業も多かったが、9月22日、久しぶりに明るい話題が舞い込んできた。
「嵐の相葉雅紀さん(40)が、アキュラホームを展開するハウスメーカー『AQ Group』のCMキャラクターに起用され、23日から新CMが放送されることが発表されました。オファー自体は加害騒動がメディアで問題視され始めるより前の今年1月で、CMも早くに完成していたといいます」(ワイドショー関係者)
AQ社の広報は、騒動の渦中にあるジャニーズの相葉を起用した理由は、
「問題を受けて即、取引をやめるのではなく、広告主として責任を持って要望を出していく立場をとりたい」ということに加えて、
「撮影時などで相葉さんの人柄や仕事に対する姿勢に触れ、相葉さんに我が社の広告に出てほしいと思った」
と、コメントを寄せている。相葉といえば国民的グループ・嵐でも特に好感度の高いタレントとして有名だが、今回も人柄の良さが大いにプラスに働いたようだ。
ジャニー氏の行ないの重大さから、相葉の起用には賛否あるものの、
《相葉くんおめでとう相葉くんの好感度を使わないのはもったいないこれでいいのよ》
《本人達には何も問題はないからね、会社はマズいけど…相葉君の好感度を選択したんでしょうね》
と、喜ぶファンの声がSNSにも多く寄せられている。
「相葉さんは10月27日から主演の連続ドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)が控えているし、“キャプテン”を務めているバラエティ番組『VS魂』(フジテレビ系)は9月末で終了しますが、同じ時間帯で10月26日からスタートする新番組『木7◎×部(もくしちまるばつぶ)』のMCもある。
『VS魂』の枠(毎週木曜午後7時)は、“いつか嵐が復活した時のために視聴率が多少悪くても残しておきたい”というフジテレビの意向も絡んでいると言われていますが、純粋に相葉さんと一緒に仕事を続けたいと考えるスタッフの多さも、影響しているでしょうね」(前同)
相葉が代表格だが、「ジャニー氏の件はあるができるなら今後も関係を続きたい」と大逆風のなか企業が、CMやイメージキャラクターの起用を継続するタレントもいる。同じ嵐では、櫻井翔(41)が挙げられるだろう。