■Snow Manの後輩は“自滅”……

 セブンイレブンとファミリーマートは不二家のチョコレート菓子『LOOK』の対象商品を購入すれば、クリアファイルがプレゼントされる販売促進キャンペーンを早期終了したが、これはコンビニ側の判断であり、不二家洋菓子店店頭でのキャンペーンは継続している。

※画像は不二家の公式X(ツイッター)『@fujiya_jp』より 

 なお、Snow Manは2020年9月から不二家のブランドキャラクターに就任しているが、コロナ禍で赤字に苦しんでいた洋菓子事業がSnow Man効果で絶好調に。2021年にグループ企業を除いた不二家単体での黒字化を果たしていて、2021年2月の決算報告では社長自ら、「Snow Man起用は若者の来店に効果があった」と言及したこともある。

「まず、Snow Manは目黒蓮さん(26)とラウールさん(20)の圧倒的な輝きぶりでイメージが良いですよね。

 9月18日に2人が会員制ブログを更新して“ジャニーズの社風が良い方向に改善している”という内容のメッセージをファンに向けて投稿していますが、これも“露骨な事務所のアピール”みたいな叩かれ方をしていませんからね。彼らのイメージ、評判が良くなかったら、素直に受け取らないファンも多かったでしょう」(前出のワイドショー関係者)

 目黒とラウールに限らず、Snow Manは冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)などで全員が必死に頑張る姿が好評で、特にバラエティに強い佐久間大介(31)や宮舘涼太(30)、向井康二(29)を筆頭に、グループ全員が“グループのファン”以外からも認知されつつある。

 彼ら自身が輝きを増し続けていることに加えて、後輩ながらライバル的存在になりつつあったなにわ男子の勢いが失速気味なのも、よりSnow Manが輝いて見える要因なのかもしれない。

「下積みがかなり長かったSnow Manに比べると、なにわ男子はフレッシュ感が人気でしたが、西畑大吾さん(26)は読売テレビの足立夏保アナ(24)と、長尾謙杜さん(21)は元セクシー女優との熱愛話が立て続けに発覚。最新シングル『Make Up Day/Missing』(9月13日発売)の初週売上が前作から12万枚以上も落ちてしまいました。

 同時期にリリースされたSnow Manの最新シングル『Dangerholic』(9月6日発売)は全く売上を落としていないので、ジャニー氏の騒動ではなく、熱愛スキャンダルがなにわ男子のファン離れの要因だろう、ともっぱらですね」(前同)

 タレントのCM起用を巡って窮地に立たされているジャニーズ事務所。そんななかにあっても、国民的グループ・嵐の相葉、櫻井、そしてSnow Manの持つ魅力は、プライスレスなものなのかもしれない――。