2018年に芸能界を引退した安室奈美恵さん(46)が故郷・沖縄への経済効果を望み、5年間の約束で続けてきた花火イベント『WE♥NAMIE HANABI SHOW』ラスト公演が、9月17日に沖縄・宜野湾海浜公園トロピカルビーチ特設会場で開催された。

 当初は安室さんが引退した日である9月16日に開催予定だったものの、雷注意報が発令されたことで翌17日に延期。同日に開催されたものの、参加した一部ファンや地元民からはブーイングが起こったという。

「16日は前日の天気予報では曇。当日は開場時間である15時ごろこそ雨予報へと変わりましたが、ライブビューイングと花火が行なわれる予定の17時から21時までは曇り予想だった。これなら開催される、と思い安心して現地に向かいました。

 しかし開場時間の直前から小雨が振り出し、開場後は文字通りの土砂降りに。しかしイベント開催時間である17時には止む予報だったため、1万人以上のファンは土砂降りに耐えながら2時間ほど待機したのです。

 ところが、開演時間が30分押したと思ったら急に“雷注意報が出ているから翌日に延期”と発表されたんです。雷予報は開場時間には発令されていたので、中止にするならもっと早く発表してほしかったです」(県外から訪れた女性ファン)

 しかも、その16日は中止発表直前に雨が止み、虹まで出る晴天に。その後、一瞬小雨が降って雷も鳴ったというが、花火開催時間は概ね晴れていたという。

「隣町の北谷町で毎週末打ち上げられる花火は、16日も打ち上げていましたしね。ただ、この段階では17日は晴れ予報だったため、安全を優先したのかなと思っていたのですが……」(前同)

 順延された17日は、前日の天気予報から一転、午前中から雨が降り昼過ぎには開催地の宜野湾で、前日同様に雷注意報が発令されたという。

「前日は雷注意報で延期となったので、今年も開催は中止か……とギリギリまでホテルで様子を見ていたんです。すると、開場時間直前に公式SNSで“昨日と違い今日は近くに雷は落ちないようなので開催します”とアナウンスされました。

 勇んで会場へと向かったのですが、雨だけで言えば前日よりマシという程度。ライブビューイング中には、雷が何度も落ちて会場からは悲鳴が……。前日に延期したのだから、何が何でも今日は決行するという主催者側の意思を感じましたね」(同)