■東山紀之に続き、“代役”の野上アナも『サンデーLIVE!!』を降板

『サンデーLIVE!!』のMCは2017年のスタート時から東山が担当。しかし、9月7日の会見でジャニーズ事務所の社長に就任し、年内で芸能界を引退することを発表。これを受けて『サンデーLIVE!!』からも降板。9月10日放送回からサブキャスターを担当していたテレビ朝日の野上慎平アナウンサー(39)が代役を務めていた。

※画像は『サンデーLIVE!!』の公式X(ツイッター)『@sundaylive_tv』より

 だが、その野上アナも9月24日の放送をもって番組を卒業。同日のエンディングで野上アナは「さあ、そして、メ~テレから濱田アナウンサー、実は今日で番組を卒業です」と、濱田隼アナ(33)の卒業を報告。

 続けて野上アナは「実はですね、私も今日が最後の出演となります」と告白。「3年間担当させていただきました。“一期一会”という言葉ありますけれども、カメラの向こう側の大勢のスタッフと、優しく温かく見守ってくださった出演者の皆さまと出会えたことは本当に大きな財産です。ありがとうございました」と感謝を述べた。

「ジャニーズ事務所の9月7日の会見直後となった10日の『サンデーLIVE!!』は、番組内で会見の内容にまったく触れないというとんでもない放送となり、テレ朝局員からも疑問を呈する声、怒りの声が上がりました」(前出の民放キー局関係者)

■会見直後の『サンデーLIVE!!』に“忖度放送”と内部からも怒りの声

 10日の番組冒頭で、野上アナが「おはようございます。9月10日、日曜日。『サンデーLIVE!!』です。さて、みなさんもご存知の通り、東山さんはジャニーズ事務所の社長に就任されまして、番組降板の申し入れがありましたので、本日は私が務めさせていただきます。よろしくお願いいたします」と説明し、頭を下げた。

 そしてエンディングでは野上アナが「いろいろありましたけど今日もこの番組を選び、そして最後までご視聴くださいましてありがとうございました」と締めくくったのだ。

「スタート時から東山さんがMCを務めていたにもかかわらず、その東山さんが社長に就任したこと、会見で何を言ったのかにまったく触れることなくスルー。視聴者は東山さんとずっと一緒に番組を作ってきたコメンテーターなどの見解を聞きたかったはずだったのに、何もなかったんです。

 これには現場スタッフも納得いってなかったといいますし、番組上層部も同じ気持ちだったと聞こえてきています。現場は普通に会見を取り上げるつもりだったようですからね。にもかかわらず、驚くべき“スルー放送”になってしまった。こんなことができるのはテレ朝の上層部、それも社長や会長レベルではないか、という声も上がりました」(前同)