創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を認めたことで、スポンサー離れが急速に進み、存亡の危機に直面しているジャニーズ事務所。
「広告契約だけではなく、ジャニーズタレントが出演する番組も続々と終了するという報道もあります。問題を重く考えるスポンサー企業が番組にCMを出さないとなれば、テレビ不況にあえぐ民放各局は背に腹は代えられないですから、ジャニーズタレントに降りてもらう、ジャニーズの番組を終わらせようという選択をするでしょうからね」(制作会社関係者)
ジャニーズ事務所は10月2日に再び会見を行ない、社名変更や新会社の設立、藤島ジュリー景子氏(57)が100%保有する株式についてもなんらかの変更を説明をするとされる。
「ただ、会見を経ても外部からの評価が簡単に変わるわけではありません。全タレントと全社員が新会社に移籍する、という話もあるようですが、それも器が変わるだけで中身は今までと同じですからね。しばらく新規の広告契約、ジャニーズタレントを中心とした新番組・新企画はなくなるのではないでしょうか」(前同)
広告案件もなくなり、テレビ番組にも出演できないとなったら、ジャニーズ事務所もタレントも、収入は大幅に減ってしまうことになる。仕事ができない、カネが稼げないとなれば、退所を本気で検討するタレントも続出するはずだ。
古巣のジャニーズを飛び出した滝沢秀明氏(41)が立ち上げた「株式会社TOBE」の台頭もあり、ジャニー氏の騒動を受け、今後ジャニーズ事務所からは退所者が続出するのではないか、という報道も少なくない。
芸能プロ関係者が話す。
「さらにジャニーズ事務所の“完全崩壊”を加速させる、と言われているのが、A.B.C-Zから河合郁人さん(35)が脱退すること、と関係者の間では言われているんです」