■【拒否をしても売れた実例がある】

佐々木 私が知ってるやっぱりタレントのジャニーズの、元ジュニアの子なんかは、やっぱりちょっと。これ前にも言ったかもしれませんけど、みんなやっぱりジュニアの中では共有されてたんですって。その話っていうのは。

 だからやっぱり東山さんとかイノッチは先輩になるから下の子が相談に行くとかできないですよね。そんなこと。だから噂っていう形にしてるんですけども、一応ジュニアの中で共有されてて、やっぱり先輩から話を聞いてたと。

 すると自分がいつ、そういう立場になるかって。いつジャニーさんからアプローチされるかっていうのは、その時にどうしようかってことを考えるんですって。それを断ったら、自分はもうジャニーズとしてね。タレントとして売れることができないって。でもじゃあ、それを受け入れたら、ちゃんともうセンター取れるとかね。そういう形になるのかって、やっぱりずっと考えてるんですって。

 である時、やっぱり来るんですって、遊びに来なよって。「Youうちに、遊びに来なよ」って言って、部屋の鍵を渡されたりするんですって。で「あ、来た! ついに来た!」ってね。それでやっぱりそのジュニアの中でどうしよう、どうしようみたいな話をすると。で、その人は、やっぱり嫌だって言って行かなかった。

 行かなくても、彼は一応ちゃんとグループを作ってある程度有名になった。今やめちゃいましたけど、(有名に)なりましたから。必ずしもそうじゃないんですよね。

三杉 佐々木さんの個人的意見とはいえ、そういう貴重なお話もあるということで。

 彼らの抱える苦悩はいかほどだったのか。考えるだけでやるせないーー。